東京から富山・金沢へ、北陸新幹線VS飛行機どちらが得?|2025年版

令和6年3月16日、北陸新幹線が敦賀まで延伸開業。平成27年3月14日に長野駅〜金沢駅が開業後は、飛行機と新幹線の熾烈な戦いを繰り広げてきました。飛行機が減便するなど、勝者は新幹線に傾きつつありますが、《どちらがスピーディーでお得なのか?》を比較してみました。(データは2025年9月現在)

東京から富山へ

飛行機が意外に善戦! スーパーバリュー利用なら飛行機も手

●飛行機で(富山空港)
ANA(1日3便)スーパーバリュー(往復利用の片道料金)=1万590円〜/スーパーバリュー=1万1120円〜/プレミアム1万6410円〜
(2025年10月中旬の平日の例です/フライト当日の1ヶ月前の料金を確認)

運航機種:738=B737-800(166席)、32P=A320(146席)。
フライトはわずか1時間、空港連絡バスの乗り継ぎを入れて羽田空港〜富山駅前は、1時間30分少々。
最盛期は6便ありましたが、3便に半減しています。

●新幹線で
JR北陸新幹線 普通車指定席=1万3160円/グリーン車1万9620円/グランクラス3万620円
えきねっとの「トクだ値」の場合は列車・席数・区間限定で1割引〜3割引、「はくたか」利用で8930円〜(「トクだ値14)

所要は2時間7分(最速達の「かがやき」利用)

●高速バス
バスタ新宿〜富山駅前(昼行便所要7時間10分/ネット割で5190円〜8430円)/富山地鉄

ひと目で分かる料金比較

ANAスーパーバリュー1万1120円 vs 新幹線1万3160円
ANAプレミアム1万6410円〜 vs グランクラス3万620円

飛行機の料金設定はやや弱気で、北陸新幹線開業時に比べると、飛行機の乘り得感が広がっています。
グランクラス料金は、JR東日本とJR西日本の両方がかかるので、結果高くなっています。

東京から金沢へ

グランクラスよりもプレミアムシートが断然お得!

●飛行機で(小松空港)
ANA(1日3便)スーパーバリュー(往復利用の片道料金)=1万590円〜/スーパーバリュー=1万1120円〜/プレミアム1万8120円〜
(2025年10月中旬の平日の例です/フライト当日の1ヶ月前の料金を確認)

JAL(1日6便)往復セイバー(片道)=1万586円〜/スペシャルセイバー=1万1120円〜/クラスJ=1万1631円〜


ANAも1日6便を4便まで減便していますが、料金的に新幹線対抗で、意外に手軽な料金設定となっています。
実はプレミアムクラスは10年前の料金を据え置きなので、かなりお得です。

●新幹線で
JR北陸新幹線 普通車指定席=1万4580円/グリーン車2万1040円/グランクラス3万2040円
所要は2時間25分(最速達の「かがやき」利用)

ひと目で分かる料金比較

ANAスーパーバリュー1万1120円 vs 普通車指定席1万4580円
ANAプレミアム1万8120円 VS グランクラス3万2040円

グランクラス料金は、JR東日本とJR西日本の両方がかかるので、結果高くなっています。
グランクラス利用なら、ANAのプレミアムシートが断然コスパが良いことになります。

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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