北陸新幹線はどこから、どこまで!?

北陸新幹線

北陸新幹線がまだ長野駅までしか開通していなかった時代(平成9年10月1日開業)、「長野行新幹線」と通称されていました。令和6年3月16日、北陸新幹線も敦賀まで延伸。現在はその先、京都までのルートを巡って論争が巻き起こっています。では、どこからどこまでが北陸新幹線なのでしょう?

東京駅発、新大阪駅行きというのもありえる!?

北陸新幹線
立山連峰を背にして走る北陸新幹線

長野駅までの部分開通時に長野行新幹線という少しへんてこな名前が付けられていたのには理由があります。
それは、当時はまだ上越新幹線〜ほくほく線〜北陸本線というのが首都圏から北陸への幹線ルートだったから。
上越新幹線で越後湯沢駅へ。
そこからほくほく線経由の特急に乗り継ぐというのが北陸への経路で、長野まで新幹線で行くよりも時間的には越後湯沢回りの方が早かったからです。
長野までの部分開業を「北陸新幹線」としてしまうと、間違って北陸に向かう人が「北陸新幹線」に乗車、長野駅で戸惑うケースが多発することが予測されたのです。

それでも北陸新幹線は、計画段階から北陸新幹線でした。
全国新幹線鉄道整備法(「昭和四十五年法律第七十一号」)第七条第一項の規定に基づいて昭和48年に決められた「新幹線鉄道建設に関する整備計画」では、建設線の名称が「北陸新幹線」で、その区間が東京都・大阪市となっています。
注釈として、「東京都・高崎市間は上越新幹線を共用する」とあることで、厳密には高崎〜大阪が北陸新幹線で、全線完成時には運用的には東京駅発、新大阪駅行きというのもありえるということになります。

ちなみに、長野駅から上越妙高駅・糸魚川駅経由という大回りのルートなのは、計画段階で北アルプスを貫くルートは、技術的、予算的に無理だと判断したからです。
昭和48年の計画段階での最高設計速度は260km/hですが、現在はすでにこのスピードを達成。
逆にこの全国新幹線鉄道整備法に縛られて、より高速化が阻まれるほどになっています。

北陸新幹線
目下の終点は敦賀駅

新幹線鉄道建設に関する整備計画

建設線の名称区間最高設計速度建設主体
東北新幹線盛岡市・青森市260km/h日本国有鉄道
北海道新幹線青森市・札幌市260km/h日本鉄道建設公団
北陸新幹線東京都・大阪市260km/h日本鉄道建設公団
九州新幹線福岡市・鹿児島市260km/h日本国有鉄道
九州新幹線福岡市・長崎市260km/h日本国有鉄道
北陸新幹線はどこから、どこまで!?
開催日時 東海道本線が、関ヶ原(中山道)回りなのは、なぜ!? と相互リンクをお願いします
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

東海道本線が、関ヶ原(中山道)回りなのは、なぜ!?

東海道本線は、名古屋〜京都間で、本来の東海道である鈴鹿経由ではなく、関ヶ原を越え、琵琶湖の東を京都へと走っているのはなぜでしょう。本来の東海道ともいえる名古屋〜亀山は関西本線で、東海道本線ではありません。岐阜〜関ヶ原〜京都は、なぜか中山道を

よく読まれている記事

こちらもどうぞ