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塩屋埼灯台

福島県いわき市、小名浜港の北、いわき七浜の中央に突き出した岬の断崖に建つ塩屋埼灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれた灯台。かつて塩屋崎沖は、海上交通の難所として知られ、船舶の沈没が多かったところ。明治33年初点灯の灯台は昭和13年の福島沖地震で倒壊、現在のものは昭和15年に再建、昭和25年に修復されたもの。

映画『喜びも悲しみも幾歳月』の原作は、ここで誕生!

塔高24m、灯火標高73m、光達距離は、22海里(40km)です。
一般公開される参観灯台で、海抜73mの灯火部分からは大海原を一望に。
また、灯台資料展示室も併設されています。

昭和32年に封切られた映画『喜びも悲しみも幾歳月』(監督:木下惠介、主演:高峰秀子、佐田啓二/松竹映画)は、塩屋埼灯台長夫人・田中きよの手記「海を守る夫とともに20年」(雑誌『婦人倶楽部』昭和31年8月号)が原案。

塩屋埼灯台をモチーフにした美空ひばりの『みだれ髪』(昭和62年/作詞:星野哲郎、作曲:船村徹)や『塩屋岬』(昭和62年/作詞:星野哲郎、作曲:船村徹)で有名に。
大病(特発性大腿骨頭壊死症)から復帰した第一作が『みだれ髪』で、灯台下の海岸には雲雀乃苑(ひばりのその)が設けられ、「みだれ髪歌碑」などが立っています。

塩屋埼灯台
名称 塩屋埼灯台/しおやざきとうだい
所在地 福島県いわき市平薄磯宿崎34
関連HP いわき市公式ホームページ
電車・バスで JRいわき駅から常磐交通自動車バス江名経由小名浜営業所行きで30分、灯台入口下車、徒歩15分
ドライブで 磐越自動車道いわき湯本ICから約21.1km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 塩屋崎灯台灯光会 TEL:0246-39-3924
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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