犬吠埼灯台
三方を海に囲まれた千葉県、銚子半島の東端・犬吠埼(いぬぼうさき)にある、高さ31.15mの西洋式灯台が犬吠埼灯台。「灯台の父」と呼ばれるブラントンの設計で明治7年11月15日の初点灯以来、太平洋を行き交う船舶の航海の安全…
三方を海に囲まれた千葉県、銚子半島の東端・犬吠埼(いぬぼうさき)にある、高さ31.15mの西洋式灯台が犬吠埼灯台。「灯台の父」と呼ばれるブラントンの設計で明治7年11月15日の初点灯以来、太平洋を行き交う船舶の航海の安全…
1866(慶応2)年、アメリカ、イギリス、フランス、オランダと結んだ改税条約(江戸条約)によって建設を約束した8ヶ所の条約灯台のひとつで、もっとも早く完成、点灯した洋式灯台が県立観音崎公園の高台に建つ観音埼灯台。現在の灯…
明治のお雇い外国人・ブラントンの設計で明治12年に点灯した大瀬埼灯台(現在の灯台は昭和46年の改築)は、「日本の灯台50選」、映画『悪人』のロケ地。美しい夕景は「日本の夕陽100選」にもなっています。640年頃の唐書『挺…
島根半島最西端の日御碕(ひのみさき)先端に建つのが出雲日御碕灯台。明治36年、日清戦争直後の海運振興のために全国に建てられた大型灯台のひとつ。灯塔の高さ43.65mは日本一というノッポな灯台です。Aランクの保存灯台、「日…
島根半島最東端の地蔵崎に建つのが美保関灯台。石造りの灯台は明治31年11月に点灯した山陰最古のもので、明治期の灯台建築として学術的な価値も高く、国の登録有形文化財、Aランクの保存灯台に指定され、「日本の灯台50選」、「歴…
「岬十三里」と呼ばれた日本一細長いな佐田岬半島の先端は、断崖となって海に落ちています。その先端に建つのが佐田岬灯台。駐車場に車を入れて遊歩道を30分ほど歩くと、椿に覆われた眺めのいい椿山。豊予海峡(ほうよかいきょう)に浮…
室戸岬の先端に建つ室戸岬灯台は、明治32年築の白亜の灯台で現存する鉄造の灯台としては姫埼灯台(佐渡島・明治29年点灯)に次ぐ古いもので海上保安庁のAランク(23基)の保存灯台、「日本の灯台50選」にも選定されています。高…
四国の最南端、土佐清水市の足摺岬突端に建つのが足摺岬灯台。岬の西の臼碆(うすばえ)は、黒潮本流が直接ぶつかる全国でも唯一の場所で、沖合は海の難所となっています。空海、ジョン万次郎ゆかりの地である足摺岬一帯は足摺宇和海国立…
大分県佐伯市の沖合、豊後水道の中央に位置する無人島、水ノ子島にある石造灯台が水ノ子島灯台で、明治37年3月20日に初点灯した歴史ある灯台。明治23年に大日本帝国海軍・呉鎮守府(広島県呉港)が完成し、水ノ子島に灯台の必要性…
都井岬の先端にある白い塔型の灯台で昭和4年に初点灯。空襲と台風で灯室が大破したりしていますがコンクリート製の灯塔は創建当時のもの。青く澄んだ空をバックにしたその優雅な姿は野生馬の「御崎馬」ととも都井岬のシンボル的存在とな…
丹後半島最北端の岬。岬の先端、海抜140mの断崖上には明治31年に初点灯した経ヶ岬灯台があり、灯台へは駐車場から400mの遊歩道(階段状の山道)を15分かけて登ります。明治期に建設された石造の灯台として歴史的価値も高いの…
明治16年イギリス人技師ブラントン(Richard Henry Brunton)の設計で、日本人技術者の手によって建設された灯台が能登半島最北に位置する禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)。かつては狼煙(のろし)という地名…
佐渡市の両津湾入口、姫崎に建つ灯台で、佐渡の入口を守る灯台として、越佐海峡を航行する船舶の道標として、明治28年12月10日に初点灯。現存する日本最古の鉄造りの灯台で、「日本の灯台50選」に選定。さらにその歴史的、文化的…
小名浜港の北、「いわき七浜」の中央に突き出した岬の断崖に建つ塩屋埼灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれた灯台。かつて塩屋崎沖は、海上交通の難所として知られ、船舶の沈没が多かったところ。明治33年初点灯の灯台は昭和13年…
男鹿市の男鹿半島、入道崎の突端に立つ白と黒のツートンカラーのが入道埼灯台。北緯40度線上の灯台として、太平洋側の陸中黒埼灯台(岩手県普代村)と対をなしています。明治31年に初点灯した灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれ…
昭和42年3月27日、当時の琉球政府(沖縄県が日本に返還される前)によって、宮古島の東端、東平安名岬(ひがしへんなざき)の先端に設置された白亜の灯台が平安名埼灯台。東平安名岬周辺は暗礁が散在するため、地元漁民や大型貨物船…
陸中黒埼灯台は、三陸復興国立公園・黒崎の先端、海抜130mの断崖に立つ白亜の陸中黒埼灯台(灯火標高142.85m)。昭和22年に黒崎漁業協同組合が「譜代灯柱」として点灯した歴史があるユニークな灯台です。光達距離は29.5…
本州最東端の岬、魹ヶ崎に立つ魹ヶ埼灯台(とどヶ埼灯台)。秘境である重茂半島の魹ヶ崎には、明治35年に灯台が初点灯。終戦間際に被災し、現在の灯台は昭和25年に再建された2代目です(内部の見学は一般公開日以外は不可)。三陸復…