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尾瀬沼・水芭蕉群落

尾瀬沼・水芭蕉群落

群馬県(利根郡片品村)と福島県(南会津郡檜枝岐村)の県境、尾瀬国立公園の特別保護地区に指定される尾瀬沼。尾瀬にはミズバショウの群生地が点在しますが、長蔵小屋のある尾瀬沼東岸(檜枝岐村)の水芭蕉群落は、見事なまでに一面に咲き誇るミズバショウを観賞する絶景スポットになっています。

尾瀬のシンボル、水芭蕉を観賞する一等地

高山植物、湿性植物の宝庫・尾瀬で、誰もが真っ先に思い浮かべるミズバショウ。
なかでもミズバショウは、サトイモ科の多年草で葉がバショウ(芭蕉)の葉に似ていることがその名の由来。

尾瀬沼周辺では例年、雪の残る開山直後の5月下旬~6月中旬に開花。
白いのは花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)で、本当の花は中心部の黄色いところに付いています。
尾瀬ヶ原に比べて1週間ほど遅れて花のピークを迎えますが、それでも「夏が来れば思い出す」で、水芭蕉を目的に夏休みの訪れると、巨大な葉を眺めるだけになってしまうのでご注意を。

尾瀬沼・水芭蕉群落
名称 尾瀬沼・水芭蕉群落/おぜぬま・みずばしょうぐんらく
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村尾瀬沼
電車・バスで 野岩鉄道会津高原駅から会津乗合自動車バス尾瀬沼山峠行きで1時間55分、終点下車、徒歩55分で長蔵小屋、さらに徒歩1時間で沼尻休憩所
ドライブで 磐越自動車道会津若松ICから約114kmで御池駐車場
駐車場 御池駐車場(450台/有料)
問い合わせ 尾瀬檜枝岐温泉観光協会 TEL:0241-75-2432/檜枝岐村観光課 TEL:0241-75-2503
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

尾瀬沼

日光国立公園尾瀬地域の東側、標高1660mにある周囲約7kmの沼が尾瀬沼。燧ヶ岳(ひうちがたけ、標高2356m)など2000m級の山々に囲まれ、沼越しに山々を望む絶景の地。今でこそ静寂な沼ですが、実は8000年ほど前に燧ヶ岳山頂部で生じた沼

尾瀬沼ビジターセンター

尾瀬にある2ヶ所のビジターセンターのひとつで尾瀬沼東畔(福島県檜枝岐村)に建つのが尾瀬沼ビジターセンター。環境省が建設し、尾瀬保護財団が管理運営する施設で、尾瀬の自然に関する展示のほか、自然保護活動も行なわれ、最新の情報も提供されているので

大江湿原

沼山峠のバス停(御池駐車場よりシャトルバス利用)から標高1784mの沼山峠を越え、尾瀬沼へと下る途中にある大江湿原。5月下旬から6月中旬のミズバショウ、6月下旬のワタスゲ、7月中旬のニッコウキスゲ、8月上旬のヤナギラン、9月下旬の草紅葉と尾

沼山峠展望台

福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)、福島県側からの尾瀬沼・尾瀬ヶ原入口、尾瀬シャトルバス終点の沼山峠バス停から、階段状の木道を登り徒歩20分ほどで沼山峠。そこにある沼山峠展望台からは、尾瀬沼を眼下に、燧ヶ岳、遠く日光連山を眺めることが

長蔵小屋無料休憩所

福島県南会津郡檜枝岐村、尾瀬沼の畔、長蔵小屋裏手にある無料の休憩施設が長蔵小屋無料休憩所。売店では飲み物やスナックのほか、オリジナルTシャツ、バンダナ、写真集、画集、絵葉書、ジャムなどを販売。軽食も可能で片品村特産の花豆を使った花豆ジェラー

夏に思い出したら遅すぎる! 尾瀬の水芭蕉は5月下旬~6月中旬が見頃

夏が来れば思い出す♪(『夏の思い出』/作詞・江間章子、作曲・中田喜直)で、夏に尾瀬に出かけると、咲いているのはニッコウキスゲ、ヤナギラン、サワギキョウなど。水芭蕉はとっくに終わっていて、巨大化した水芭蕉の葉が木道を覆うように茂るのを眺めるこ

 

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