九十九湾

九十九湾

湾口300m、奥行き1300mの細長い湾のなかに俗に「九十九曲がり」と呼ばれるような小さな入江がある典型的なリアス式沈降海岸の九十九湾(つくもわん)。箱庭にも喩えられ、古くは日本百景の一つにも数えられていました。海岸線の長さは13kmにも及びますが、その全貌は遊覧船から探勝する方法と、九十九湾遊歩道を利用する手があります。

「海の摩周湖」と呼ばれる穏やかな入江

九十九湾

「海の摩周湖」と呼ばれる穏やかな入江の奥は天然の良港で舟溜まりになっています。
ただし摩周湖はカルデラ湖で、九十九湾は沈降海岸で、陥没しているという点では共通性があります。
一帯は能登半島国定公園、海域公園に指定され、自然が守られています。

湾の中央には、蓬莱島があり、鬱蒼とした照葉樹のスダジイに覆われています。
「九十九湾遊歩道」は、海洋自然の保護を目的として設立された「のと海洋ふれあいセンター」近くが起点で、全長1.5km、片道20分ほど。
飛び石伝いに海を渡る場所があるので、波の荒い日は通行ができません。

「海中公園九十九湾観光船上野」は「のと海洋ふれあいセンター」から乗船します。

九十九湾の最奥に位置する小木の町は日本有数の漁獲高を誇る「イカ釣り船団」の町。
往時は風待ちの港として栄え、遊郭があったほど栄えていました。
佐渡民謡『佐渡おけさ』の「佐渡は四十九里波の上」(明治までは四十五里と歌われていたとも)は小木港から佐渡・小木港までの距離を、北前船で栄えた時代に遊女が詠ったもの。
今も湾奥にはしっとりとした家並みが続いています。

湾の西側に位置する日和山公園は、北前船の時代、航海の日和を見た高台で、日本海を一望にします。

九十九湾
九十九湾
 

九十九湾 DATA

名称 九十九湾/つくもわん
所在地 石川県鳳珠郡能登町市之瀬
関連HP 能登町公式ホームページ
ドライブで のと里山海道のと里山空港ICから約35km
問い合わせ 能都町ふるさと振興課 TEL:0768-62-8532
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

取材・画像協力/石川県観光連盟

九十九湾遊覧船

2018.08.13

 

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プレスマンユニオン編集部

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