高松城の三の丸には現在、大正時代に建てられた披雲閣があります。生駒時代から松平時代の初期にかけては倉庫が数棟建てられていましたが、1700(元禄13)年に二の丸にあった御殿が廃され、御殿(旧披雲閣)が建てられ、藩政の中心地となりました。三の丸の入口には桜御門という櫓門がありましたが、昭和20年に空襲で焼失。
三の丸の入口には桜御門があった
三の丸は、二の丸の東に広がる曲輪(くるわ)で、南側に桜御門がありました。
南東の隅に、三層の龍櫓が建ち、龍櫓に連なる多聞(たもん)が築かれていました。
桜御門は石垣だけになってしまいましたが、礎石には柱に使用されていた鉄製金具の錆跡が茶色く残っており、往時を偲ばせています。
高松城三の丸 | |
名称 | 高松城三の丸/たかまつじょうさんのまる |
所在地 | 香川県高松市玉藻町2-1 |
関連HP | 高松城(玉藻公園)公式ホームページ |
電車・バスで | JR高松駅から徒歩3分 |
ドライブで | 高松自動車道高松中央ICから約6km |
駐車場 | 玉藻公園駐車場(57台/無料) |
問い合わせ | 玉藻公園管理事務所 TEL:087-851-1521/FAX:087-823-6390 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag