2019年5月25日(土)8:30~15:00、千葉県勝浦市で『第17回勝浦港カツオまつり』が開催されます。全国有数のカツオの水揚げ高を誇る勝浦市。例年1月に水揚げの始まる勝浦のカツオ。春から初夏の「初カツオ」はさっぱりした味覚です。『勝浦港カツオまつり』では 勝浦産カツオの販売 、模擬店出店などがあります。
5月は「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」の季節
例年2月下旬頃から本格化する「初カツオ」の水揚げ。
勝浦港で水揚げされるのは、実は地元の船ではなく、宮崎県、高知県、 三重県、静岡県所属の一本釣り船。
カツオは、 初春の頃、フィリピン近海から黒潮にのって台湾から鹿児島沖まで北上。
さらに初夏に千葉県沖にやってきます。
それを追って西日本各地の漁船が出動し、勝浦港に水揚げするもの。
『勝浦港カツオまつり』では、 勝浦産カツオの販売(数量限定) 、 60店舗の模擬店出店(カツオの漬丼・きんめ汁・カツオのタタキ・勝運カツの販売 )、 ゆるキャラとの記念撮影(チーバくん・勝浦カッピー) などのイベントが用意されます。
JR外房線勝浦駅から無料シャトルバス運行 。
ちなみに「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」は、江戸時代の俳人・山口素堂の句。
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」は誤用です。
「青葉・ほととぎす・初鰹」はいずれも夏の季語。
最初に「目には」とだけいってあとの「耳には」、「口には」を省略し、初夏を代表する風物三つをリズムよく、巧みに取り込んだ機知にあふれる句で、人気を博したもの。
ただしこの句は房総ではなく、「鎌倉の海に鰹と云ふ魚は」(徒然草第百十九段)を踏まえて、鎌倉にてという前書があります。
第17回勝浦港カツオまつり|勝浦市|2019 | |
開催日時 | 2019年5月25日(土)8:30~15:00 |
所在地 | 千葉県勝浦市新官1343-1 |
場所 | 勝浦市役所隣り特設会場 |
関連HP | 勝浦市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR勝浦駅から徒歩20分 |
ドライブで | 圏央道市原鶴舞ICから約32km |
駐車場 | 守谷海岸駐車場(会場まで無料シャトルバス運行) |
問い合わせ | 勝浦市農林水産課 TEL:0470-73-6636 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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