鹿児島県大島郡喜界町、喜界島(きかいじま)にある広大な隆起サンゴ礁台地を公園化したのが、百之台公園(百之台国立公園展望所)。島の中央部に広がる標高160m〜200m、700haの広大な台地の上からはサンゴ礁の海を一望にし、「聖なる台地」として奄美十景にも数えられています。
西に東シナ海、東に太平洋を臨む絶景の展望台
奄美群島国立公園に指定される太平洋と東シナ海を眺める絶景の地。
平成29年3月に国立公園にして指定されて以降は、百之台国立公園展望所と呼ばれています。
標高204地点近くには、NHK鹿児島放送局喜界FMラジオ中継局が建ち、その東側、集落へと一気に落ちる断崖の上が、百之台公園(百之台国立公園展望所)です。
百之台の「ひゃ」は、島の支配者である按司(あじ)を表し、按司の有する台地の意。
古代には島の首長達の会議が開かれる聖なる台地だったといわれています。
ちなみに太平洋と東シナ海の境界は、佐多岬に始まり、種子島の北・喜志鹿崎、そして喜界島、沖縄県国頭村の安田ヶ島(あだかじま)に至るラインです。
つまり喜界島では西が東シナ海、東が太平洋ということに。
百之台公園(百之台国立公園展望所) | |
名称 | 百之台公園(百之台国立公園展望所)/ひゃくのだいこうえん(ひゃくのだいこくりつこうえんてんぼうしょ) |
所在地 | 鹿児島県大島郡喜界町嘉鈍2279 |
ドライブで | 喜界空港から約8km |
駐車場 | 3台/無料 |
問い合わせ | 喜界町企画観光課 TEL:0997-65-1111/FAX:0997-65-4316 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag