鹿児島県南九州市知覧町、島津藩政時代に113ヶ所築いた外城(とじょう)の一つ知覧の武家屋敷群が、知覧町知覧伝統的建造物群保存地区。その外れ、麓川に架かる石橋が、矢櫃橋(やびつばし)。幕末の嘉永5年(1853年)に永久橋修復の残石で架橋された橋で、藩府(藩の役所)との往来に利用された橋です。
幕末に知覧麓を流れる麓川に架橋された眼鏡橋
麓川が狭まった地形を利用し、自然石を使って架橋された眼鏡橋で、橋長14.3m、幅員は2.8m。
川の流れに架かる親アーチに、岩場の子アーチが覆いかぶさるようなユニークな形状をしています。
藩政時代の交通を伝える貴重な遺構で、今も現役で渡ることが可能。
矢櫃橋 | |
名称 | 矢櫃橋/やびつばし |
所在地 | 鹿児島県南九州市知覧町郡 |
関連HP | 南九州市公式ホームページ |
ドライブで | 指宿スカイライン知覧ICから約9km |
駐車場 | 知覧武家屋敷駐車場(50台/無料) |
問い合わせ | 南九州市文化財課 TEL:0993-83-4433 |
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