鹿児島県南九州市頴娃町(えいちょう)、開聞岳から西の枕崎へと続く海岸線の途中、番所鼻近くにある古社が、射楯兵主神社(いたてつわものぬしじんじゃ)。窯蓋を頭上に載せて参拝する「釜蓋願掛け」で知られ、釜蓋神社(かまふたじんじゃ)と通称されています。
「釜蓋願掛け」にチャレンジ!
ユニークな願掛け方法の「釜蓋願掛け」は、第二鳥居から賽銭箱までの10mの間を、頭上に乗せた釜蓋を落とさずに歩くことができれば、見事、厄除けが約束されるというもの(途中で落としてしまっても、何度でもやり直しが可能)。
素焼きの釜蓋を投げる「釜蓋投げ」もあり、釜の中にうまく入ると、願いが叶うというもの(素焼きの釜蓋は、拝殿入口で販売)。
古くから武(武士道・勝負)の神様としても有名。
女子サッカーなでしこジャパンのエース・澤穂希(さわほまれ)選手と、ゴールキーパー・福元美穂(ふくもとみほ)選手が『2012年ロンドンオリンピック』の大会前に参拝していたことが報じられ(ロンドンオリンピックで銀メダル獲得)、一躍、注目を集めるようになりました。
社前の岬は開聞岳を、快晴なら硫黄島、黒島、屋久島まで眺望し、希望の岬と呼ばれています。
釜蓋神社の管理・運営は地元自治会が中心となって行なわれているので、マナーを守って参拝を。
射楯兵主神社(釜蓋神社) | |
名称 | 射楯兵主神社(釜蓋神社)/いたてつわものぬしじんじゃ(かまふたじんじゃ) |
所在地 | 鹿児島県南九州市頴娃町別府6827 |
関連HP | 南九州市公式ホームページ |
電車・バスで | JR頴娃大川駅から徒歩15分 |
ドライブで | 九州自動車道鹿児島ICから約48km |
駐車場 | 100台/無料 |
問い合わせ | 釜蓋神社管理運営委員会 TEL:0993-38-2127 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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