毎年3月3日12:00〜17:00、千葉県香取市の木内大神で『木内神楽』(きのうちかぐら)が奉納されます。文化年間(1804年~1818年)には既に行なわれていたことがわかっている歴史ある神楽で、明治初期頃から土地の青年によって伝承されるようになったもの。五穀豊穣・商売繁盛を祈願し3月3日の祭礼に奉納。
3月3日、4月3日に十二座神楽が奉納される
寛政2年(1790年)に神楽はいったん中止になりましたが、その後、文政12年(1829年)に米ノ井区からの伝授により、神楽は復活、神楽面の修理や新調が行なわれました。
明治の時代に入ってから、神楽は神職から木内区民有志に、その後は木内区の消防団に引き継がれましたが、昭和42年に「木内大神神楽保存会」が結成されています。
現在は地元の有志で組織する木内大神神楽保存会によって十二座神楽が継承され、3月3日の祭礼のほか、4月3日の須賀神社の祭礼に奉納されています。
演目は、猿田彦命(さるたひこのみこと)、三宝荒神(さんぽうこうじん)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、天児屋根太王命(あめのこやねふとたまのみこと)、天乙女命(あめのおとめのみこと)、手刀男命(たぢからおのみこと)、榊葉(さかきば)、受持命(うけもちのみこと)、八幡(やはた)、恵比寿(えびす)、稲荷大明神(いなりだいみょうじん)、素戔鳴命(すさのおのみこと)。
木内大神『木内神楽』奉納 | |
開催日時 | 毎年3月3日12:00〜17:00 |
所在地 | 千葉県香取市木内1166 |
場所 | 木内大神 |
関連HP | 香取市公式サイト |
電車・バスで | JR成田線小見川駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 東関東自動車道佐原香取ICから約5km |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 木内大神 TEL:0478-82-7801 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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