日本最短のJR特急は、日豊本線(にっぽうほんせん)の国分駅(こくぶえき/鹿児島県霧島市)〜鹿児島中央駅を結ぶ特急「きりしま81号」。国分駅6:47発、鹿児島中央駅7:27着で乗車時間はわずかに40分、営業キロは33.7kmしかありません。2位は上りの特急「きりしま82号」で所要は41分です。
後続の普通列車よりも5分早いだけ
国分駅を6:58発の普通列車は、鹿児島中央駅7:44着で所要46分、なんと前を走る特急「きりしま81号」と5分しか違いがありません。
これは6駅に停車するためで、7駅に停車する普通列車に比べて1駅しか違いがなく、ほぼ普通列車なのです(通過駅は2駅ですが、普通列車も1駅通過しているため)。
国分~鹿児島中央間の自由席特急料金は500円なので、実質的にはスピードというよりも座席の快適さにお金を払う感じです。
つまりは特急車両の各駅停車、「ホームライナー」的な運用です。
「特急は長距離じゃないと乗らない」という九州人は多いため、廃止も話題になりますが、まだ廃止にはなっていません。
日本最短のJR特急は、乗車時間40分、しかも停車駅は普通列車並み | |
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