サイトアイコン ニッポン旅マガジン

港三号橋梁(汽車道)

港三号橋梁(汽車道)

汽車道に3つ連続するかつての鉄道橋のうち、旧横浜駅(現・桜木町駅側)から3番目にあり、もっとも小さな橋が港三号橋梁。明治39年に架設された北海道炭礦鉄道夕張線の夕張川橋梁の100フィート鈑桁橋(鋼ワーレントラス橋)で昭和3年、横浜生糸検査所引込線の大岡橋梁として転用されたもの。

かつては夕張炭鉱で、さらに横浜生糸検査所引込線で活躍した鉄橋

東横浜貨物駅(現・桜木町駅前広場付近)から生糸検査所への引込線の大岡川河口(現・本町通り北仲橋)にあった大岡川橋梁の一部で、平成9年に長さを7mほど短くして汽車道に移設したもの。
1号・2号橋梁と異なりイギリス製の橋で、「『貿易立国の原点』 横浜港発展の歩みを物語る近代化産業遺産群」の一部として経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。

港三号橋梁(汽車道)
名称港三号橋梁(汽車道)/みなとさんごうきょうりょう(きしゃみち)
Minato No.3 Bridge
所在地神奈川県横浜市中区新港2
関連HP横浜市観光情報公式サイト
電車・バスでJR桜木町駅から徒歩7分
ドライブで首都高速横羽線みなとみらいランプから約500m
駐車場横浜ワールドポーターズ駐車場(1000台)など周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

ハンマーヘッドクレーン(新港ふ頭)

神奈川県横浜市中区のみなとみらい21新港地区、新港ふ頭の突端部分を整備したハンマーヘッドパーク (HAMMERHEAD PARK)にある巨大なクレーン(大型港湾荷役機械)がハンマーヘッドクレーン。大正3年に建造されたクレーンは、経済産業省の

横浜赤レンガ倉庫

横浜港・新港地区のシンボリックな風景のひとつが、横浜赤レンガ倉庫。新港埠頭脇に、古めかしくも美しいかつての2棟の倉庫が連なっています。明治32年、新港埠頭建設により、物資の一時保管場所として建てられたのが始まりで正式名は新港埠頭保税倉庫。設

旧横浜港駅プラットホーム

生糸の輸出全盛時代に、新港埠頭と当時の横浜駅(現在の桜木町駅)を結ぶ横浜臨港線として、明治43年8月15日に開通し、明治44年9月1日に横浜港荷扱所として開業したのが横浜港駅。大正9年7月23日付で正式に横浜港駅(よこはまみなとえき)となっ

汽車道

日本丸メモリアルパーク脇から、新港地区にある横浜ワールドポーターズまでの海上を歩く歩行者専用道が汽車道(きしゃみち)。かつての横浜臨港線の廃線跡で、みなとみらい21地区のホテル群や大観覧車を目に、のんびり歩けるプロムナードになっていいます。

港二号橋梁(汽車道)

明治32年に始まった横浜港の新港埠頭の造成にともない明治44年に開通した横浜臨港線の2つ目の橋梁が港二号橋梁。現在は歩行者専用の汽車道の一部として保存されています。港一号橋梁と同様に、明治40年にアメリカン・ブリッジ社で製作され、明治42年

港一号橋梁(汽車道)

明治44年に開通した初代横浜駅(桜木町駅)と新港埠頭を結ぶ臨港線に架橋された橋。現在は汽車道の遊歩道、人道橋として余生を送っています。1907年(明治40年)に、港二号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作された30フィートの鈑桁橋2連と1

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了