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足摺海底館「海中展望塔」

海中公園に指定された竜串海岸にある足摺海底館「海中展望塔」。全国に7ヶ所ある海中展望塔のひとつで、らせん階段を下りるとそこは水深7mの海中世界。直径60cmの大きな海中窓からは、テーブルサンゴやシコロサンゴなどが生育し、その中をソラスズメダイ、チョウチョウウオなどの熱帯魚が泳ぐ姿を観察できます。

竜串海中公園にある海中の観察施設

昭和44年完成の白浜海中展望塔(和歌山県)を皮切りにした、昭和40年代の海中展望塔ブームを背景に、昭和46年12月竣工した足摺海底館「海中展望塔」。
竜串海岸には、黒潮に育まれた多くの造礁サンゴや魚たちが生息。
直径60cm、厚さ45mmの強化ガラスを2枚重ねた展望窓が計16個、海中に向かって開いており、ここから海の中を見学。

入口には透明度を示す表示があり、それを参考にして入館する仕組み。
海が荒れていても透明度があれば、波に揉まれる魚を観察できます。
波のない日でも、かなりの潮流に驚かされるでしょう。

足摺海底館「海中展望塔」
名称足摺海底館「海中展望塔」/あしずりかいていかん「かいちゅうてんぼうとう」
所在地高知県土佐清水市三崎4124-1
関連HP足摺海底館公式ホームページ
電車・バスで土佐くろしお鉄道(TKT)宿毛駅から高知西南交通バスで、49分、海底館前下車
ドライブで高知自動車道四万十中央ICから約81km
駐車場200台/無料
問い合わせ足摺海底館「海中展望塔」 TEL:0880-85-0201/FAX:0880-85-0202
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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