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鳴無神社

鳴無神社

高知県須崎市、横浪半島の浦ノ内湾側に鎮座する古社が、鳴無神社(おとなしじんじゃ)。もともとの参道は海から入るようにつくられることから、「土佐の宮島」とも。寛文3年(1663年)、土佐藩2代藩主・山内忠義(やまうちただよし)が再建した本殿・幣殿・拝殿の3棟が、国の重要文化財になっています。

春日造りの本殿は国の重要文化財

祭神は一言主命(ひとことぬしのみこと)。
歴史的な裏付けがあるのは、建長3年(1251年)の社殿造営。
『日本書紀』などによれば、葛城の大神、一言主命は、雄略天皇と争ったと記され、抗争に敗れた一言主命はこの地に流れ着いたと伝承されています。
大和葛城地方(現在の奈良県御所市・葛城市)に本拠を置いていた有力な古代在地豪族・葛城氏とヤマト王権との勢力争いとも推測できる古代史のロマンを秘めた社なのです。

毎年8月24日〜8月25日にかけて執り行なわれる『志那禰祭』(しなねまつり)は、漁船3隻に神輿を乗せ、供船として大漁旗をなびかせた漁船20隻ほどを従える海上渡御で有名。

鳴無神社
名称 鳴無神社/おとなしじんじゃ
所在地 高知県須崎市浦ノ内東分3579
関連HP 須崎市観光協会公式ホームページ
ドライブで 高知自動車道須崎東ICから約11km、須崎西ICから約14km
駐車場 70台/無料
問い合わせ 須崎市観光協会 TEL:0889-40-0315
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

横浪黒潮ライン

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