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室戸岬・乱礁遊歩道

室戸岬・乱礁遊歩道

高知県室戸市室戸岬町、室戸岬の海岸線沿い、岬突端(室戸岬バス停近く)の中岡慎太郎像と、東側に回り込んだ室戸青年大師像との間、2.6kmを結ぶのが、乱礁遊歩道(らんしょうゆうほどう)。空海(弘法大師)修行の地、そして室戸世界ジオパークに選定されるダイナミックな自然を楽しむことができます。

隆起海岸の室戸岬の自然を楽しむなら、乱礁遊歩道を歩こう!

室戸岬の突端に立っただけで、帰路につく人も多いのですが、それでは室戸岬の魅力のごく一部に触れただけとなってしまいます。
アコウ、ハマユウなどの亜熱帯植物が茂り、岩礁に砕け散る波を眺めながらのシーサイドハイキングを楽しみながら、空海(弘法大師)修行の地と世界ジオパークに選ばれたダイナミックな地質を見学していきましょう。

空海(弘法大師)伝説としては、衆生の眼病を治したという目洗いの池、空海修行の海蝕洞・御厨人窟(みくろど)、空海が行水をしたという弘法大師行水の池などがあります。
地質学的に興味深いのは子授けの石、エボシ岩、ビシャゴ岩などです。

一帯の海岸線は、過去の巨大地震(南海地震など)で隆起を繰り返しており、乱礁遊歩道途中には、「昔の海の高さ」解説板も設置されています(岩場につくられたヤッコカンザシの巣の位置で海岸線の隆起を知るもの)。
「もっとも新しい大地」は、宝永4年10月4日(1707年10月28日)の宝永地震、嘉永7年11月5日(1854年12月24日)の安政南海地震、昭和21年12月21日の昭和南海地震で隆起してできた台地です。

エボシ岩
弘法大師行水の池
ビシャゴ岩
室戸岬・乱礁遊歩道
名称 室戸岬・乱礁遊歩道/むろとみさき・らんしょうゆうほどう
所在地 高知県室戸市室戸岬町鯨浜
関連HP 室戸市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 土佐くろしお鉄道奈半利駅から東部交通バス甲浦行きで1時間、大師像前〜室戸岬下車
ドライブで 高知自動車道南国ICから約81km。または、神戸淡路鳴門自動車道鳴門ICから約139km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 室戸市観光協会 TEL:0887-22-0574/FAX:0887-22-0574
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

室戸岬

高知県室戸市、白亜の室戸岬灯台が建つのが室戸岬。安芸山地(あきさんち)が太平洋に落ち込む突端に位置し、岩礁に荒波が砕けるダイナミックな景観は国の名勝に。一帯には天然記念物に指定されているアコウやアオギリなどの亜熱帯性植物も生い茂り、岩礁には

室戸岬・天狗岩

高知県室戸市室戸岬町、室戸岬の東側、空海が修行したという御厨人窟(みくろど)の近くにある奇岩(人面岩)が、天狗岩。御厨人窟の上部の岩を西側から眺めた際に、天狗のように見えるのが名の由来です。一帯は室戸ユネスコ世界ジオパークで、自然観察、地質

御厨人窟

室戸岬突端から東側に回り込んだ国道55号の山側に位置する海蝕洞が御厨人窟(みくろど)。空海修行の地と伝えられる伝説の洞窟で、空海が悟りを開いたといわれる地。洞窟内からの空と海の絶景から、「空海」と名乗るようになったとも。海蝕洞の内部には大国

室戸岬・ビシャゴ岩

高知県室戸市室戸岬町、室戸岬の東側の海岸線にあるのが、ビシャゴ岩。室戸ユネスコ世界ジオパークに選定される室戸岬ですが、岬の突端から西側は砂岩、東側はマグマが固まってできた斑れい岩(はんれいがん)。ビシャゴ岩は斑れい岩のシンボル的な存在になっ

室戸岬で、巨大な空海像(弘法大師像)に出会う

高知県室戸市室戸岬町、明星来影寺(みょうじょうらいえいじ)に築かれた空海像(弘法大師像)は、台座の5mを含めた像高は21mで、国内2位の大師像。若き空海は室戸岬を修行の地と定め、御厨人窟(みくろど)に籠もったとされますが、そんな空海を偲んで

 

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