2025年3月2日(日)8:30〜15:00、愛知県小牧市にある航空自衛隊小牧基地で、『オープンベース』と称される『小牧基地航空祭』が開催。人数制限なし、入場無料で基地を見学できるチャンスで、小牧基地所属等航空機、そしてブルーインパルスの展示飛行などが行なわれます。
航空展示、地上展示で小牧基地の役割を知る
正門、大山川門からの徒歩(自転車可)による入場で、正門は、名鉄小牧線の牛山駅、春日井駅、大山川門は間内駅(まないえき)が最寄り駅となります。
地上の展示は、駐機場、格納庫内に航空機が展示され、こちらも注目です。
食べ物、飲み物(アルコールを除く)の売店、物産展もあり、ファミリーでも十分に楽しむことができます。
危険物(引火性液体、可燃性物質)、鉄砲刀剣類の持ち込みはできませんが、三脚、レジャーシート、車輪がついた乗り物(スケートボード、ローラースケート、キックボード/ベビーカー、車いす、シルバーカー、4輪カートは除く)、ペット類(盲導犬、介助犬は除く)、アルコール飲料などの持ち込みはできません。
軍服、迷彩服の上下着用での入場も不可となっています。
伊勢湾台風の被災者救助で、日米共同で大活躍した歴史も
航空自衛隊小牧基地は、おもに航空輸送や自衛隊内の各種教育の任務を担った基地で、県営名古屋空港に離発着する航空機の管制業務は、小牧管制隊が行なっています。
昭和34年には伊勢湾台風に関わる災害派遣で活躍、アメリカ陸海空軍と海兵隊のヘリコプター、名古屋港に寄港していたアメリカ海軍のエセックス級空母「キアサージ」(CV-12)との協力で救難活動を実施。
当時、小牧基地に所在していた航空自衛隊第3航空団の副司令が指揮官、英語が堪能な航空自衛隊ジェット戦闘機パイロットが通訳としてアメリカ軍ヘリコプターに搭乗し、日米合同での救助活動が実施され、元祖「トモダチ作戦」とも称されています。
とくに孤立地域の集団避難には大活躍で2日間で7000名もの被災者を救出、「1年分の作業を1週間でおこなった」と形容されるほどの激務だったと伝えられています。
『令和6年度 航空自衛隊 小牧基地航空祭』開催 | |
開催日時 | 2025年3月2日(日)8:30〜15:00 |
所在地 | 愛知県小牧市春日寺1-1 |
場所 | 航空自衛隊小牧基地 |
関連HP | 航空自衛隊 小牧基地航空祭公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄牛山駅から徒歩5分 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag