地獄温泉 青風荘

地獄温泉 青風荘

熊本県阿蘇郡南阿蘇村、阿蘇山の南麓(南阿蘇温泉郷)、鳥帽子岳の麓、標高750mの山中に建つ温泉が地獄温泉 青風荘(地獄温泉 清風荘)。江戸時代からその効能が知られ湯治場として開かれた温泉で、藩政時代には武士などしか入浴が許されなかった場所。その源泉は温泉名の由来となった地獄で、今でもモクモクと噴気を上げています。

露天風呂「すずめの湯」は湯浴み着で入浴

地獄温泉は夜峰山の爆裂火口内にあり、江戸時代から湯治場として栄えた歴史ある温泉。
熊本地震から復興し、施設も美しくリニューアルされて令和2年9月18日に再オープン。
その際に、屋号を地獄温泉 清風荘から地獄温泉 青風荘に変更しています。

地獄温泉の代名詞でもあるのが露天風呂「すずめの湯」(混浴で、少し離れた外湯的な存在)。
「すずめの湯」は着衣での入浴となり、湯浴み着又は水着の着用が必要(洗い場はありません)。

底からブクブクと湧き出す泥湯で、あつめの湯、ぬるめの湯、冷泉があり、ぬるめの湯→熱めの湯→冷泉と交代浴でリフレッシュ。
昔ながらの大きな梁が印象的な「元湯」、源泉名「たまご地獄」に由来する「たまごの湯」は男女別の大浴場です。

食事は部屋食で、本格懐石料理。
部屋も湯治個室、和室、洋室、和洋室と好みに合わせて選択できます。

離れ湯治宿もあり、コテージ風の建物で、16畳和洋室(居間+ベッドルーム)に半露天風呂(温泉)が付いた豪華版。
泉質は単純酸性硫黄温泉で、加水・加温なしの源泉かけ流し。
神経痛、打ち身、冷え性、痛風などが適応症で、「ここの温泉は効く」と常連にも評判です。
外来入浴の場合、「すずめの湯」(着衣での入浴、湯浴み着又は水着の着用が必要、湯浴み着のレンタルあり)、「元の湯・たまごの湯」(男女別の大浴場)は別料金。

地獄温泉から草千里まで所要1時間30分のトレッキングコース(地獄温泉~草千里遊歩道)も整備。
地獄温泉は、阿蘇ユネスコジオパークの地獄・垂玉温泉ジオサイトにもなっています。

地獄温泉 青風荘
名称 地獄温泉 青風荘/じごくおんせん せいふうそう
所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
関連HP 地獄温泉 青風荘公式ホームページ
電車・バスで 南阿蘇鉄道長陽駅からタクシーで10分
ドライブで 九州自動車道熊本ICから約30km
駐車場 120台/無料
問い合わせ 地獄温泉 青風荘 TEL:0967-67-0005
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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