柿博物館

柿博物館

柿の産地・奈良県五條市西吉野(旧・西吉野村)にある柿をテーマにしたミュージアムが柿博物館で、奈良県農業研究開発センター果樹・薬草研究センターに併設。周辺は約2000haに及ぶ広大な果樹の産地です。建物も高さ8.7m、直径18.2m、オレンジに色付いた柿の実というユニークなドーム型。

柿ドームとも呼ばれる異色のドーム型博物館

柿博物館

ヤマト王権の時代から栽培されていたという柿。
西吉野町では、「換金樹木作物」として大正末期に柿生産が始まり、現在では「富有柿」を中心に、「平核無」、「刀根」などが栽培されています。
昭和49年には全国一の柿の産地を目指して、国営五条吉野総合農地開発事業がスタートし、一大果樹産地が誕生したのです。

三角形のアルミパネル236枚をつないで柿の実をかたどった柿博物館の館内では、柿の育て方、加工や利用方法、歴史など柿に関する様々な知識を学ぶことができます。
60インチの大型映像装置2台を利用した柿についてのクイズや、パソコンで情報検索ができる柿もの知りブックなど、楽しみながら柿についての知識を広げることができます。

柿には1000の品種があり、奈良県農業研究開発センター果樹・薬草研究センターでは遺伝資源の保存を目的として全国から200品種の柿を集め、栽培。
柿を利用したさまざまな物産や柿の品種見本なども展示しています。

五條市で販売される柿は、渋柿( 刀根早生柿など)が9月中旬~11月上旬、甘柿(富有柿など)が11月上旬~12月上旬で、JAならけん西吉野柿選果場などで直売されています。

柿博物館
名称 柿博物館/かきはくぶつかん
所在地 奈良県五條市西吉野町湯塩1345
関連HP 五條市公式ホームページ
電車・バスで JR五条駅からタクシーで10分
ドライブで 阪和自動車道和歌山ICから約55km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 柿博物館 TEL:0747-24-0061
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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