平家の落人伝説が残る熊本県八代市の五家荘(ごかのしょう)。樅木地区にある五家荘平家の里は、平家落人伝説を今に伝えるビジターセンター的な施設。平安朝の寝殿造を模した「平家伝説館」では、落人ゆかりの品々やパネルの展示、大型スクリーンによる映像、そして人形などを使って落人の里を紹介しています。
平家落人伝説を今に伝える施設
「能舞台」では伝統芸能の薪能(たきぎのう)や神楽(かぐら)、平家琵琶(へいけびわ)の演奏などが披露されています(例年秋には『平家琵琶と夜神楽』も)。
敷地内にはほかに、築150年余の茅葺き屋根の民家を移築した食事処や物産館もあり、山菜料理や手打ちそばを味わうことができます。
五家荘に伝わる平家落人伝説とは!?
平家落人の里と伝わる五家荘は、文治元年(1185年)、壇ノ浦合戦に敗れた平重盛(たいらのしげもり)の三男、平清経(たいらのきよつね)が豊後竹田に落ち延び、緒方実国(おがたさねくに)の娘を妻に迎えて緒方姓を名乗りましたが、その子孫が住み着いたという久連子(くれこ)、椎原(しいばる)、葉木(はぎ)の3集落と、菅原道真の子供が左座(そうざ)と姓を変え、藤原氏の追討を恐れて隠れたと伝わる仁田尾(にたお)、樅木(もみき)の2集落から成っています。
落人伝説が伝わる緒方家、左座家などは今も茅葺きの古民家のまま。
五家荘平家の里 | |
名称 | 五家荘平家の里/ごかのしょうへいけのさと |
所在地 | 熊本県八代市泉町樅木160−1 |
関連HP | 八代市公式ホームページ |
ドライブで | 九州自動車道松橋ICから約45km |
駐車場 | 60台/無料 |
問い合わせ | 五家荘平家の里 TEL:0965-67−5372 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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