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南禅寺水路閣

南禅寺水路閣

南禅寺境内の最奥部分には、琵琶瀬疏水(びわこそすい)の枝線水路が通過しています。水路は明治23年に建造された南禅寺水路閣と呼ばれるレンガ造り、ローマ風のアーチ橋上を通っているのです。水路閣は全長が93.17m、幅4.06m、水路幅2.42mで、景観に配慮して設計され、13の橋脚が作り出すアーチの連続は記念撮影に絶好。

今でも現役で使われるレンガ建築の水路

近くにある蹴上インクライン(琵琶湖疏水を利用した舟運ルートの一部である傾斜鉄道)、蹴上発電所などとともに経済産業省の近代化遺産(「京都における産業の近代化の歩みを物語る琵琶湖疏水などの近代化産業遺産群」)に認定、さらに国の史跡となっています。

水路閣を通る琵琶湖疏水の枝線水路は、本流から蹴上で分岐し、大文字山(如意ヶ岳)の山麓に沿って南禅寺、若王子、高野、下鴨、堀川と流れています。
京都に市電を走らせた水力発電、かんがい、防火が主な目的の用水ですが、水路閣や哲学の道などあらたな景勝地も誕生しました。
現在も水路閣の上には琵琶湖の水が毎秒2tも流れているのです。

南禅寺水路閣の上には今も琵琶湖疏水の水が流れる

南禅寺水路閣 3つのチェックポイント

南禅寺境内を通過する琵琶瀬疏水の枝線水路
水路は明治期に完成のレンガ造り
記念撮影にも絶好のスポット!

南禅寺水路閣
名称 南禅寺水路閣/なんぜんじすいろかく
所在地 京都府京都市左京区南禅寺福地町
電車・バスで JR京都駅から市バスで34分、南禅寺永観堂前下車、徒歩8分。または地下鉄東西線蹴上駅からインクラインをくぐり歩行者専用道で徒歩5分
ドライブで 名神高速道路京都東ICから約14km
駐車場 南禅寺駐車場(50台/有料)
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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