喫茶ソワレ

喫茶ソワレ

京都府京都市下京区、木屋町にある京都ではちょっと知られた喫茶店が、喫茶ソワレ。かつて水運で栄えた高瀬川を見下ろす2階にあり、創業は昭和23年という老舗。ステンドグラスのランプが配され、洋画家・東郷青児らの絵が飾られるという京都らしい異色の空間で、東郷青児も常連だったとか。

木屋町の老舗喫茶店で、「ゼリーの誘惑」を体験

喫茶ソワレ

ソワレ(soiree)とはフランス語で「夜会」の意(マチネ・matineeの対義語)。
メニューの表紙にある文字「Soyez la bienvenve」はフランス語で「いらっしゃいませ」という意味と、京都らしい粋な気取りも感じられます。

店内の青を貴重とした照明は「女性の肌を美しく見せるため」とのこと。
喫茶ソワレの人気メニューは昭和53年にメニューに加わった「ゼリーポンチ」。
透明なソーダ水の中に、赤や緑、青色の五色の四角いゼリーが浮かんだ飲み物。
昭和50年からメニューに加わった、ゼリーコーヒー、ゼリーワイン、ゼリーミルク、そして昭和53年登場のゼリーヨーグルトなど、「ゼリーの誘惑」シリーズは、一度は味わいたいメニューです。

コーヒーは、昔ながらのコク深い味わい。
「珈琲の香にむせびたるゆうべより 夢みるひととなりにけらしな」はやはり常連だった吉井勇(よしいいさむ)がソワレのために歌ったものです。

喫茶ソワレ
名称 喫茶ソワレ/きっさそわれ
所在地 京都府京都市下京区西木屋町通四条上ル真町78
関連HP 喫茶ソワレ公式ホームページ
電車・バスで 阪急京都線河原町駅から徒歩3分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 喫茶ソワレ TEL:075-221-0351
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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