【マンホールで知る町自慢】No.041能生町(現・糸魚川市能生町)

能生町は西頸城郡の町で平成17年に糸魚川市、親不知(おやしらず)で有名な青海町(おうみまち)と合併。マンホールには火打山(ひうちやま)、町の花シャクナゲ、日本海の波のデザインされています。このマンホール、筒石集落で見つけた漁集排です。

糸魚川の素敵な昔町・筒石集落

レトロな筒石の家並み。足下にマンホール(漁集排)が

 

漁集排とは、漁業集落排水事業のこと。
このマンホールがある能生町の筒石集落は、木造三階建ての建物が狭い旧道の両側に並ぶ、異色の景観。
国道が高架で通り抜けるため、素敵な昔町が残されています。

糸魚川市ではこの能生町のほか、青海町でも漁業集落排水事業によるデザインマンホールを見ることができます(現在糸魚川市では合計で1400人ほどが漁集排を使っているとのこと)。

漁業者が住む漁村にめぐらされた漁集排ですから、マンホールに日本海の波がデザインされているのは、当然のこと。

逆にいえば、火打山が少し意外な感じがします。
 

越後ときめき鉄道筒石駅は珍しい地下トンネル駅

頸城山塊の最高峰・火打山

 

早川上流から眺めた火打山(左)と焼山(中央)

 
火打山(標高2461.7m)は、糸魚川市と妙高市にまたがり、頸城三山(くびきさんざん=火打山、妙高山、焼山)の最高峰。深田久弥の『日本百名山』にも選ばれています。
越後の名峰で、雷鳥の生息北限にもなっています。

火打山というと、妙高高原側(笹ヶ峰ルート、妙高山からの縦走ルート)からの登山が有名で、日本海側から眺めるというイメージはありません。

能生町側からは、能生川沿いにのびる新潟県道246号西飛山能生線が山麓まで迫り、冬季にはシャルマン火打スキー場が営業しています。
というわけで、旧能生町の漁業者にとって、「火打山は海から眺める身近な存在」だったので、当然、マンホールにも描かれたわけです。
 

能生はベニズワイの水揚げで有名

 

北限のホンシャクナゲが自生

 

もうひとつ描かれたのが能生町の「町の花」だったシャクナゲ。
能生には北限のホンシャクナゲが自生しています。
能生町にそびえる鉾ヶ岳(1316.3m)、権現岳(1104m)の標高750m付近から上部はホンシャクナゲの自生北限地で、一帯の598.59haは、ホンシャクナゲを保護する目的で鉾ヶ岳・権現岳自然環境保全地域となっています。

 

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