サイトアイコン ニッポン旅マガジン

桔梗屋

桔梗屋

三重県桑名市多度町、多度大社の社前にある歴史ある八壺豆(やつぼまめ=多度豆)の店が桔梗屋(ききょうや)。享保元年(1716年)創業の老舗で、八壺豆(多度豆)は、江戸時代に多度大社(当時は多度山権現)参詣者のための土産物として考案された干菓子です。

多度大社参詣の帰りに、元祖多度豆を購入

桔梗屋では「タド豆」と呼んでいます

大豆に、きな粉を砂糖水で固めて3倍ほどに大きくした球状ものを、白砂糖で包みこんだ素朴な豆菓子で、禊(みそぎ)場になっていた多度山の八壺渓谷の滝の飛沫(しぶき)を形取ったものと推測されています。
原料である地の大豆は、有名な『上げ馬神事』の馬の滋養にも使われるように、「畑の肉」 といわれるタンパク質を中心に、ビタミンやミネラルの含有量が多く、伊勢参宮や、多度に参る旅人の疲れを取り去ったのでしょう。

桔梗屋で売られる「元祖多度豆」は今も添加物なしの昔ながらの滋味(うまい味わい、そして滋養)を保っています。

「江戸時代の店桔梗屋」として桑名まちかど博物館にもなっています(見学は事前の予約を)。

桔梗屋
名称 桔梗屋/ききょうや
所在地 三重県桑名市多度町柚井1829
関連HP 多度町観光協会公式ホームページ
電車・バスで 近鉄養老線多度駅から三重交通バス美鹿行きで5分、多度大社前下車または多度駅から徒歩15分
ドライブで 東名阪自動車道桑名東ICから約7km
問い合わせ 桔梗屋 TEL:0594-48-2031
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

多度大社

三重県桑名市多度町、木曽三川の河口部を見渡す多度山(402.8m)の麓に鎮座する伊勢国二之宮が多度大社。正式名は多度神社ですが、一般には多度大社で通っている北勢随一の大社です。社伝では、雄略天皇の御代の創建と伝える古社で、神社の背後の多度山

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了