【効能絶大】 日本三大薬泉とは!?

環境省は9泉質(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)を療養泉に選定していますが、なかでもトップクラスの効能を誇るのが日本三大薬泉。新潟県十日町市の松之山温泉、群馬県草津町の草津温泉、そして兵庫県神戸市の有馬温泉です。

松之山温泉|新潟県

所在地:新潟県十日町市松之山
源泉: 毎分943リットル(自噴)、毎分122リットル(動力)
泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉
(塩分濃度は溶存物質16000mg/kg超で戦後の一時期、塩を採ったというほど塩分濃度が濃い)
源泉温度:88.7度
pH:7.5〜7.8/弱アルカリ性
効能:切り傷、やけど、皮膚病など(消毒・保湿・美肌効果が高い)
歴史:南北朝時代の貞治年間(北朝1362年~1368年)、木こり2名(庄三郎祖先、勘左街門祖先)が発見、江戸時代には湯治場も誕生
内容:積雪が4m〜5mということもある豪雪地帯の十日町の山里にある温泉。
1000万年以上前の「化石海水」が源で、ホウ酸、メタケイ酸、メタホウ酸などのミネラル分が豊富。
日帰り入浴施設の「松之山温泉センター 鷹の湯」、「ナステビュウ湯の山」のほか、「ひなの宿 ちとせ」など旅館が6軒あります。
いずれも家庭的で地産地消の宿となっていて、常連も多数。

「ひなの宿 ちとせ」月見の湯
「ひなの宿 ちとせ」の風流な「月見の湯」

草津温泉|群馬県

所在地:群馬県吾妻郡草津町草津
源泉:万代鉱、湯畑、白旗、地蔵など多数あり、湧出量も毎分3万2300リットル以上という膨大さ
泉質:含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉温度:94~95度(万代鉱源泉)、低い源泉でも50度あります
pH:2.1(湯畑源泉)/国内屈指の強酸性
効能: 神経痛、アトピー性皮膚炎、糖尿病、高血圧症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復など
歴史:行基開湯伝説、源頼朝開湯伝説もあり、鎌倉時代から「日本三名泉」(草津温泉、下呂温泉、有馬温泉)に数えられる古湯
内容:明治時代にベルツ博士がその温泉成分に注目し、温泉の効能を紹介、大正時代には軽井沢と結ぶ草津電気鉄道も全通、「草津よいとこ」も誕生、草津ホテルも創業しています。
19ヶ所の共同湯のほか、170軒ほどの宿泊施設が営業。

湯畑
シンボルの湯畑(「草津温泉 大東舘」客室からの眺め)

有馬温泉|兵庫県

所在地:兵庫県神戸市北区有馬町
源泉:天神泉源、有明泉源、炭酸泉源、太閤泉、極楽泉源、御所泉源、妬(うわなり)泉源
泉質:含鉄塩化物泉、放射能泉、炭酸水素塩泉
(環境省が療養泉として指定する9泉質のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つの温泉が湧出)
源泉温度:98.2度(金泉の天神泉源)、25度未満」(放射能泉・炭酸水素塩泉)
pH:6.2〜6.5(金泉)
効能:冷え性、腰痛(含鉄塩化物泉)、高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患(放射能泉・炭酸水素塩泉)など
歴史:「日本三古湯」、「日本三名泉」のひとつ
内容:豊臣秀吉も愛した関西の奥座敷で、江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関。
鉄分を多く含み褐色の「金泉」(含鉄塩化物泉)、無色透明な「銀泉」(放射能泉・炭酸水素塩泉)が有名。
日帰り入浴施設(公共施設)の「金の湯」、「銀の湯」、宿泊施設は鎌倉時代初期創業という歴史ある「陶泉 御所坊」など40軒ほど。金郷泉

「陶泉 御所坊」金郷泉
「陶泉 御所坊」の金郷泉
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