【達人のおすすめ！】雨飾荘

雨飾山の登山口近くに建つ雨飾荘。おたり振興公社（第3セクター）の経営する宿なので、広い意味での「公共の宿」なのですが、環境抜群、施設充実、料理自慢という三拍子そろった「名旅館」です。少し残念なのは、雪深い山中なので、冬季休業があること。料理長自らヒマを見ては山に入って、山菜やキノコ採り。それを食膳に活かしています。

源泉かけ流しの温泉＋美味なる料理＝雨飾荘

秘湯として知られる小谷温泉から、さらに山道を進んだ標高900mの位置にありますーこうホームページで紹介するように、雨飾山のまさに中腹、雨飾高原に建つ一軒宿です。
宿近くには森の中の雨飾高原露天風呂があり、10:00～21:00の間なら、自由に入浴することができます。

館内の風呂も、源泉かけ流し（泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉）。
内湯のほかに露天風呂も用意されています。

とはいえ、やはり注目は、手の込んだ料理。
細田料理長が、季節感を活かして、真摯に手作りした料理は、これを目的に旅する価値が十分にあります。

朝食も羽釜で炊き上げたご飯という具合に、ツボを抑えたサービスが、「公共の宿」を感じさせない「名旅館」になっています。

雨飾荘

表示したTwitterは、「#いちばん美しいところ　栂池&小谷取材会」（2017年7月）の時に発信した内容です。
（浴室、露天風呂などは、特別な許可を得て撮影しています）

取材・撮影協力／株式会社おたり振興公社