訪日外国人が激増のエリア、TOPは鳥取県西部! その背景は!?

ナビタイムジャパンが訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」の利用状況をベースに発表した6月〜8月の訪日外国人数の伸び(2024年と2025年の比較)で、TOPだったのが鳥取県境港市、2位が米子市とツートップを鳥取県が独占。なぜ鳥取県はインバウンド誘致に成功したのでしょう?

「米子鬼太郎空港」から「水木しげるロード」へ!

1位となったのは意外にも水産物を購入するイメージの強い鳥取県境港市。
前年比2.83倍という伸び率でした。
2位の米子市もそれに肉薄して2.72倍。
あくまで伸び率なので、これまで訪日外国人が少なかったということもありますが、それは境港市以外でも同じです。
観光庁が発表する、2025年夏の訪日外国人の月間延べ宿泊者数も、鳥取県、島根県の合計が過去最多を更新しています。

なぜ境港の伸び率が高いかといえば、まずはクルーズ船が境港港に接岸できるから。
国別では韓国、台湾、中国からのアジア圏が中心ですが鳥取県だけでなく、山陰インバウンド機構(鳥取県米子市)が「誇るべき山陰の価値を世界に」をキャッチフレーズに、積極的に誘致に動いているのも大きな理由です。
境港港に降り立った訪日外国人観光客の主な訪問先は水木しげるロードや境港水産物直売センター。
『ゲゲゲの鬼太郎』人気は世界的ということに。

山陰インバウンド機構は、米子空港(境港市)への国際便の増加が最大の背景だとしています。
2025年5月には米子空港〜台北の直行便が就航、ソウル便も運航することで中国、台湾、韓国の個人旅行が伸びたのです。

鳥取県には2つの空港がありますが、鳥取砂丘に近い鳥取空港を「鳥取砂丘コナン空港」、西(島根県側)の米子空港を「米子鬼太郎空港」と改称し、「空港から始まる旅」をPRしているのです。
とくに鬼太郎が出迎える「米子鬼太郎空港」は、山陰の空の玄関口の機能を有し、トリックアート、ベルトコンベア上の目玉おやじ、フォトスポット、天井画などで『ゲゲゲの鬼太郎』化が進行。
「鳥取県西部を代表する観光コンテンツである『ゲゲゲの鬼太郎』の世界観と空港を結びつけることで、到着時から山陰観光への期待感を高める空の玄関口となっています」(鳥取県)ということに。

実際に訪日外国人観光客が訪れた一番最多のスポットは水木しげるロードだったことで、アジアからの個人旅行者が「米子鬼太郎空港」→水木しげるロードと動いたことがわかります。

鳥取県では、まんがをテーマとした観光地づくり、観光客促進を推進していますが、韓国、台湾でもPRが浸透、ジワジワと鬼太郎、コナンの人気が高まっているようです。

訪日外国人が激増のエリア、TOPは鳥取県西部! その背景は!?
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