7区間、27.3kmしかないJR会社とは!?

JRグループには、北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州と旅客6社があり、こちらは広く知られています。ところがもう1社、75線区、全長7954.6kmという長大な営業線区を誇る、「日本一の鉄道会社」があります。ところが、実際に保有するのは7線区・27.3km、それがJR貨物(日本貨物鉄道株式会社)です。

2026年7月1日、土崎駅〜秋田港駅(1.8 km)が廃止に

昭和62年4月1日の国鉄分割民営化に伴い、国鉄(日本国有鉄道)から貨物事業を引き継いだのが、JR貨物(JRF)。
株式は今も日本政府がすべて保有する実質的な国営企業で、上場もされず、テレビCMなどもないため、あまり知られていません。

貨物輸送では、JRグループ旅客6社だけでなく、旧国鉄やJRから路線を引き継いだ3セクの路線にも乗り入れるため、営業線区は75線区、営業キロ7954.6kmという膨大な距離となるのです。

貨物輸送だけだと赤字企業かと思う人も多いかと思いますが、実は首都圏を含めて広大な操車場は、このJR貨物が保有するケースが多く、そこで余った土地にマンションや商業施設を建てるという不動産事業で、黒字を生み出しているのです。

将来的には上場をも視野に入れているので、上場の際には不動産ビジネスで安定成長が見込まれる会社として、注目を集めることになるでしょう。

コーポレートカラーは貨物列車の「コンテナブルー」(青22号)。
日本貨物鉄道が正式名ですが、ロゴに関してはは鉄道の「鉄」は金を失うと書くのは縁起が悪いとして、金偏に「矢」という字を使っています。

実際に第一種鉄道事業として保有する路線は、7区間、27.3kmしかありません。
貨物列車は、他社の線路を借りて走行しているということに。

2026年7月1日(水)に、土崎駅〜秋田港駅(1.8 km)が廃止され、27.3kmになったのです。
この奥羽本線の貨物支線は、秋田港に接岸するクルーズ船の乗客輸送用の旅客列車も走るという貴重な線区でしたが、残念ながら廃止となっています。
この保有する7区間のうち、最大の区間は、吹田貨物ターミナル駅〜大阪貨物ターミナル駅で東海道本線の支線の扱い(8.7 km)。
貨物ターミナル駅、〇〇港駅への引込線がほとんどです。

7区間、27.3kmしかないJR会社とは!?
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