天然の洞窟、あるいは岩山を掘削してつくった洞窟を浴室にしたのが「洞窟風呂」。源泉かけ流しの温泉が楽しめる洞窟風呂、江戸時代にブームとなった岩屋信仰を模した洞窟風呂、創業者がドリルで岩山を掘削して築いた風呂など、バリエーションも豊富です。本格派の洞窟風呂の宿を紹介しましょう。
源美の宿 会津屋|栃木県・塩原温泉
洞窟探検をしているような雰囲気が味わえ、しかも美肌の湯

所在地:栃木県那須塩原市塩原733
内容:自噴の源泉は、美人の湯としても知られる塩原温泉の旅館。
保湿成分のメタケイ酸を豊富に含む弱酸性のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉です。
しかも源泉かけ流しということで、温泉ファンにも人気の宿となっています。
注目の洞窟風呂は、400年前の温泉発見時からの歴史があり、「洞窟探検をしているような雰囲気の中で、源泉掛け流しの良質な美人の湯をお楽しみください」という宿の自慢のひとつ。
遊離成分のメタケイ酸が340.0mgで、基準値50mgに対して7倍近い含有量となっています。
チェックイン~23:00が男性入浴タイム、23:30~チェックアウトが女性入浴時間です。
岩本楼本館|神奈川県・江の島
「江の島岩屋」を思わせる弁天洞窟風呂が人気


所在地:神奈川県藤沢市江の島2-2-7
内容:江島神社・奥津宮の別当寺「岩本院」が前身という老舗で、かつ江の島随一の名門が岩本楼。
江島神社への登り口に建つ老舗旅館で、江戸時代の江の島詣の隆盛を今に伝えています。
江の島詣で、つまりは信仰の対象となったのが江島神社に祀られる江島弁財天 で、それが祀られるのが「江の島岩屋」(海蝕洞)です。
その「江の島岩屋」をイメージさせる風呂が、岩本楼本館の弁天洞窟風呂(風呂は男女入替3部制)。
長さ20mという洞窟風呂の中に江島神社の祭神・江島弁財天 (八臂弁財天)が祀られています。
ブリーズベイ修善寺ホテル|静岡県・修善寺温泉
創業社長が自らドリルで掘削した「巌窟風呂」が名物

所在地:静岡県伊豆市修善寺3431
内容:横浜のブリーズベイホテル(BBH)を旗艦店とするBBHグループのホテル。
アジアンテイストのホテルで、貸切露天風呂、「巌窟風呂」が自慢です。
広々とした「巌窟風呂」も貸し切り利用で、ハイシーズンには順番待ちのことも(1名での利用もOKなので)。
早めにチェックインしてまずは入浴というのがおすすめです。
この「巌窟風呂」、宿の初代社長が自らドリル1本で岩山を掘削したという本格派、ホンモノの洞窟です。
「巌窟風呂」という名は、脚本家・倉本聰の命名。
花仙庵 仙仁温泉 岩の湯|長野県・仙仁温泉
全長30mという洞窟風呂「仙人の湯」は混浴風呂


所在地:長野県須坂市仁礼3159
内容:須坂市街から菅平高原に向かう途中にある一軒宿の旅館。
温泉ファンには名高い隠れ宿的な存在で、有名人がお忍びで来ることも多いとか。
料理などにもこだわりがあり、常連も多いので、早めの予約が必要。
洞窟風呂「仙人の湯」は全長が30mという洞窟風呂ですが、混浴のため湯浴み着を着て入浴するスタイルです。
洞窟風呂の宿 百楽荘|石川県・能登
洞窟風呂は海洋深層水のタラソテラピー


所在地:石川県鳳珠郡能登町越坂11-34
内容:会席料理、風呂、海を眺める部屋などが人気の宿。
エレベーターで下がった地下2階に配されているのが洞窟風呂。
石工が3年を費やしてひとりで掘削したという岩窟に九十九湾沖3.5km、深さ350mから汲み上げた海洋深層水を沸かしたもの。
まさにタラソテラピーの湯(天然のミネラル分が豊富な海水や海藻を用いて自然治癒力を高める美容・健康法)ということに。
ホテル浦島|和歌山県・南紀勝浦温泉
天然洞窟風呂「忘帰洞」は大海原を眺望




所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
内容:西日本では超有名な温泉旅館。
巨大な海蝕洞を浴場にした天然洞窟風呂「忘帰洞」が宿のシンボルです。
「忘帰洞」の名は、大正末に紀州徳川家第15代当主・徳川頼倫が「帰るのを忘れさせるほど」と命名。
4つの館があり、食事もブッフェ、会席料理など選択が可能。
本館に宿泊、夕食はブッフェであれば比較的エコノミーに宿泊ができます。
団体の利用もありますが、施設が大きいのでさほど気になりません。
「忘帰洞」が有名ですが、実はもうひとつ、天然洞窟風呂「玄武洞」もあり、2つの洞窟風呂が楽しめます。
| 「洞窟風呂」が楽しめる宿 6選 | |
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