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鬼首かんけつ泉(鬼首間歇泉)

鬼首かんけつ泉(鬼首間歇泉)

宮城県大崎市、地獄地帯が点在する鬼首温泉(おにこうべおんせん)のひとつ吹上温泉にあるのが鬼首かんけつ泉(鬼首間歇泉/おにこうべかんけつせん)。吹上とは文字通り温泉が吹き上げることに由来する地名。間歇泉は「弁天」と「雲竜」の2本があり、弁天は日本最大級の間歇泉で必見です。一帯は公園化され有料施設になっています。

日本屈指のダイナミックな間歇泉

鬼首間歇泉「弁天」は、100度以上という熱湯が地下20mから10分ごとに噴出し、その高さは15m~20mに及びます。

もうひとつの雲竜は10分〜20分ごとに4m~5mの高さに噴出。
竜が立ち昇るように見えることがその名の由来です。

入園料が必要ですが、温泉卵作り体験、足湯なども利用できるほか、食堂では笹巻きおこわセット、なめこそばなどを味わうことができます。

研究の結果、噴出のメカニズムは、「弁天」が、地下にある空洞に地下水が溜まり、これを火山の熱源が噴騰させて噴出するタイプ、「雲竜」が垂直の穴に地下水が流れ込み、その下の火山熱で噴騰して吹き出すものと推測されています。

鬼首かんけつ泉(鬼首間歇泉)
名称 鬼首かんけつ泉(鬼首間歇泉)/おにこうべかんけつせん
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上12
関連HP 鬼首かんけつ泉公式ホームページ
電車・バスで JR鳴子温泉駅から大崎市営バス田野原方面行きで28分、間歇泉前下車、すぐ
ドライブで 東北自動車道古川ICから約40.6km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 鬼首かんけつ泉 TEL:0229-86-2233
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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