2024年6月1日(土)〜9月10日(火)、広島県三次市の馬洗川・江の川で『三次の鵜飼』を開催。三次の夏の風物詩、鵜飼。広島県の無形民俗文化財にも指定される潜水して魚を捕まえる鵜の習性を利用した伝統漁法で、遊覧船から鵜匠の巧みな手さばきを眺めることができます。貸切乗船のほか、乗合乗船も実施。
三次藩初代藩主・浅野長治が長良川鵜飼を導入
三次の鵜飼は戦国時代、毛利氏との戦に敗れた尼子軍の落武者が浅瀬で徒歩鵜(かちう)を始めたという歴史あるもの。
三次藩初代藩主・浅野長治(あさのながはる=三次藩の基礎を築いた名君)が参勤交代の際に岐阜城下(現・岐阜県岐阜市)で長良川鵜飼を見て鵜匠制度を導入。
大正時代にはすでに現在の観光鵜飼が始まっています(現在、漁労としての鵜飼は行なわれていません)。
鵜匠が操る手綱が6.75mと全国一の長さのため、広範囲でダイナミックな鵜の狩りが見物できること、鵜匠が前船頭も兼ね、一度に8羽の鵜を統率することが『三次の鵜飼』の特長です。
当日の受付は19:00までに済ませ(受付場所は十日市親水公園内)、19:30〜オリエンテーション後、19:45に乗船。
20:30までの鵜飼遊覧を楽しむことができます。
幕の内弁当、鵜飼御膳なども予約で船内で味わうことができます。
ただし、荒天時・河川濁水時は運休。
乗船希望日の前日の17:00までに予約が必要。
鵜飼まつり、みよし市民納涼花火まつりの日に限り、通常の予約は行なっていないのでご注意を。
三次グランドホテル、長岡旅館、ホテルルートイン三次駅前では鵜飼がセットになった宿泊パックも用意されています(夕食は船内で弁当など)。
三次の鵜飼|三次市|2024 | |
開催日時 | 2024年6月1日(土)〜9月10日(火)、金・土・日・月曜運航(最終日は火曜運航)、毎年6月1日〜9月10日 |
所在地 | 広島県三次市十日市中 親水公園内 |
場所 | 親水公園鵜飼乗船場〜 |
関連HP | 三次観光推進機構公式ホームページ |
電車・バスで | JR三次駅から徒歩15分 |
ドライブで | 中国自動車道三次ICから約4km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 三次観光推進機構 TEL:0824-63-9268/ FAX:0824-63-1179 |
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