氷点下の気温の中、霧や雲などの水分が風によって枝について凍ったものが霧氷。鶴見岳でも厳寒期、氷点下の気温で、風が強い日に、霧混じりなど空気中に水分が多い場合に、霧氷が誕生します。蔵王の樹氷などに比べれば、無名の存在ですが、幻想的な景観は、鶴見岳ならではのもの。
例年12月上旬〜3月中旬、条件が合えば霧氷が誕生!
鶴見岳で霧氷が観察できるのは、例年12月上旬〜3月中旬。
九州最大級101人乗りの大型ゴンドラの別府ロープウェイ。
全国ロープウェイランキングで、高低差793m(別府高原駅〜鶴見山上駅)は、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ、新穂高ロープウェイ(第2ロープウェイ)、石鎚登山ロープウェイに次いで全国4位。
鶴見山上駅は標高1300mに位置し、厳冬期の午前中は気温もマイナスに。
別府湾の湿気を帯びた上昇気流が急速に冷却されれば、霧氷が生まれます(夜は逆に「鶴見おろし」に)。
鶴見山上のミヤマキリシマや紅葉と異なり、シーズンに行けば必ず見ることができるわけではなく、条件が揃えばというのが難点ですが、チャレンジする価値は大いにあります。
鶴見岳で霧氷を見よう! | |
開催日時 | 12月上旬〜3月中旬 |
所在地 | 大分県別府市南立石 |
関連HP | 別府ロープウェイ公式ホームページ |
電車・バスで | JR別府駅西口から亀の井バス由布院駅前バスセンター行き(一部、別府ロープウェイに寄らないバスもあるので注意)で20分、別府ロープウェイ下車 |
ドライブで | 東九州自動車道別府ICから約4.2km |
駐車場 | 別府ロープウェイ別府高原駅駐車場(250台/無料) |
問い合わせ | 別府ロープウェイ TEL:0977-22-2277 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag