夏も冬も17度! 地底王国美川ムーバレーとは!?

地底王国美川ムーバレー

山口県岩国市美川町にある冒険テーマパーク「地底王国美川ムーバレー」。日本一のタングステン鉱山だった玖珂鉱山(きがこうざん)は昭和61年に廃鉱となりましたが、廃鉱後の坑道などを利用して、伝説の古代地底文明をモチーフとして誕生した異色の坑道観光です。

「超古代文明」をテーマとした不思議な空間

地底王国美川ムーバレー 王国案内
地底王国美川ムーバレー

江戸時代には錫(すず)や銅、その後はタングステン鉱山として君臨した玖珂鉱山。
昭和61年に閉山となると、当時の美川町(平成18年3月20日に岩国市に)は主産業を失ったため、第三セクター・美川開発株式会社を設立。
全長42kmという坑道の一部を活用し、地底王国美川ムーバレーを立ち上げました。

これまでの坑道観光は、往時の採掘を再現したものが多かったのですが、美川ムーバレーでは、ムー大陸(Mu=太平洋の南中央部に存在し、天変地異により水没したという伝説の大陸)をはじめとした「超古代文明」をテーマとして整備。
「鉱山の操業中に偶然発見されたこの不思議な地底空間」という設定です。

「偶然発見された地底王国」は全長1kmにわたって迷路のような通路が伸びています。
侵入者を阻むかのように立ち並ぶ巨大な兵士の石像、巨大な石像や動物の姿が刻み込まれた石柱、古代文字が描き記された壁画、謎の石球、霧の神殿、神秘的な湖に頭上高くから流れ落ちる滝などもあって、まさに地底王国です。

入場者は「手引書」を片手に謎を解いていくアトラクション形式なので、ファミリーで、カップルで存分に薄着の夏はブルブルと震えながら、厚着の冬は少しホカホカと地底王国を探検できます。

また併設のレストラン「ムー」(土・日曜、祝日のみ営業)では、ピラミッドカレーなどを味わうことができるほか、日帰り入浴施設、エコノミーなー宿泊施設(全室和室8畳、浴室、トイレは共用/素泊まりのみ)も併設。

地底王国美川ムーバレー
夏も冬も17度! 地底王国美川ムーバレーとは!?
名称 地底王国美川ムーバレー/ちていおうこくみかわぶーばれー
所在地 山口県岩国市美川町根笠1564-1
関連HP 地底王国美川ムーバレー公式ホームページ
電車・バスで 錦川清流線根笠駅から岩国市生活交通バス(日曜運休)で7分、美川ムーバレー下車
ドライブで 山陽自動車道岩国IC、または、中国自動車道六日市ICから約25km
駐車場 あり/無料
問い合わせ TEL:050-3187-8619
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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