奈良県桜井市と天理市を結ぶ全長13.4kmの山の辺の道(南コース)は、原始から自然発生的に踏み分けられたものと推測され「日本最古の道」といわれる古道。山の辺の道には、天理から奈良へと続く北コースもありますが、知名度が高く歩く人が多いのがこの南コースです。
古社、環濠集落、古墳と変化に富んだルート
円錐型の三輪山(みわやま)を御神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)、天照大御神(あまてらすおおみかみ) を祀った檜原神社(ひばらじんじゃ)、最古の市といわれ結婚相手を見つける歌垣も行なわれた海柘榴市跡(つばいちあと)など、古社寺や史跡が点在します。
コースは東海自然歩道と重複部分が多く、指導標も多いので迷うことはありません。
長岳寺門前には天理市トレイルセンターが設置され、周辺の案内、三角縁神獣鏡、石室模型などが展示されているのでぜひ立ち寄りを。
山の辺の道(南コース)には40基ほどの「記紀万葉歌碑」が立っているので、歌を楽しみながらのんびりと歩くことができます。
山の辺の道(南コース) コースタイム
JR・近鉄天理駅〜(2.0km/30分)〜石上神宮(いそのかみじんぐう)〜(0.8km/15分)〜内山永久寺跡〜(1.7km/30分)〜夜都伎神社(やつぎじんじゃ)〜(0.6km/10分)〜竹之内環濠集落〜(1.0km/15分)〜萱生環濠集落(かようかんごうしゅうらく)・西山塚古墳〜(0.5km/10分)〜西殿塚古墳(衾田陵・ふすまだりょう)〜(0.1km/5分)〜念仏寺〜(0.9km/15分)〜天理市トレイルセンター〜(0.6km/10分)〜行燈山古墳(崇神天皇陵)〜(0.6km/10分)〜渋谷向山古墳(景行天皇陵)〜(2.5km/45分)〜檜原神社〜(1.5km/25分)〜大神神社〜(0.6km/10分)〜JR桜井線三輪駅
山の辺の道(南コース) | |
名称 | 山の辺の道(南コース)/やまのべのみち(みなみこーす) |
所在地 | 奈良県天理市・桜井市 |
関連HP | 天理市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR・近鉄天理駅から |
ドライブで | 西名阪自動車道天理ICから約2.8kmでJR・近鉄天理駅 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 天理市観光協会 TEL:0743-63-1242/FAX:0743-63-1242 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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