総理府の家計調査(2人以上の世帯)『品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング』
(2022年~2024年平均)によれば、納豆の消費量日本一は、産地として名高い水戸市ではありません。水戸市は第4位。1位は福島市、2位盛岡市、3位秋田市と続きます。なぜ東北は「納豆好き」なのでしょう?
福島市の納豆消費量1位は「納豆の三大不思議」のひとつ!

4位の水戸市以下も、5位青森市、6位前橋市、7位山形市と続き、8位長野市、9位富山市、10位仙台市と続き、TOP10に東北6県の県庁所在地は勢揃いしています。
近年では、盛岡市の納豆消費量が急進し、福島を凌ぐ消費額となっていますが、いずれにしろ東北。
福島県など、東北で納豆の消費額が多い、つまりは「なぜ福島市の納豆支出額が多いのか?」は、納豆を何回混ぜるのが最適なのか、タレを入れてから混ぜるのか、混ぜてからタレを入れるのかが正解なのか、とともに納豆業界では「三大不思議」のひとつといわれてきました。
そもそも納豆の消費量は、東日本に多く、西日本に少ないという歴然とした傾向があります。
四国の高松市、高知市、徳島市、松山市そして近畿の大阪市、和歌山市、堺市、神戸市、京都市、中国の鳥取市、広島市、松江市などは、納豆の消費量が少ない都市の常連です。
東京、埼玉、千葉、神奈川、静岡や北海道、北陸あたりは平均的な消費額で、まさに東北に納豆大好き人間が集まっていることがわかります(日本海側では富山県以東)。
様々な調査で、東北では他の地域よりも納豆を頻繁に味わい、しかも品質にもこだわることが明らかになっています。
「納豆の三大不思議」といわれるほどの謎なので、明快な答えはありませんが、冬場のタンパク源として、保存の効く納豆は重宝された、米の産地のため朝食にご飯を食べる傾向が強い(朝食がパン食のエリアは納豆消費量が少ない傾向に)、多世代型の家族構成の家庭が多い(核家族や一人暮らしが少ない)ことがあると推測されています。
福島市を含めた東北では各世代、まんべんなく「納豆を食べる文化が溶け込んでいる」ということでは明らかです。
福島市では「大豆の生産や納豆の加工が盛んではない福島市が、消費額トップクラスである理由は定かではありません」としながらも、2024年度は一般投票による「納豆料理コンテスト」を開催し、33の店舗が参加、さらに2025度は毎月10日を「納豆の日」としてキャンペーンを実施。
福島市内の「納豆グルメマップ」を作成するなど、「納豆のまち福島」を盛り上げよう!とPRしています。

日本一「納豆好きの都市」は、東北に! その理由とは!? | |
関連HP | 納豆のまち福島専用サイト-ねばりんく- |
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