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越後七浦シーサイドライン

柏崎市と新潟市を海岸沿いに結ぶ国道402号のうち、長岡市寺泊町野積浜から新潟市西蒲区角田浜(角田峠)までの延長13.9kmの間を越後七浦シーサイドラインと呼んでいます。海岸沿いの断崖を抜けるルートは当初は「越後七浦有料道路」だったもので、佐渡を眺める絶景の観光ルートとしても貴重な存在になっています。

かつては有料道路だった佐渡を眺める絶景のドライブコース

角海浜(かくみはま)部分だけは山側に迂回し五ヶ浜トンネル、角海浜トンネルで抜けていますが、これは角海浜に巻原子力発電所誘致の計画があったから。
原子力発電所の誘致は中止となりましたがここにあった村は廃村になっており、海岸線も陸からでは近づけない状況に。

越後七浦シーサイドライン沿いには南の長岡側から立岩、男釜・女釜、浦浜、獅子ヶ鼻、崖松(トンネルで通過)、間瀬の白岩(石灰の凝灰岩で間瀬海岸のシンボル)、花立、間瀬漁港(間瀬枕状溶岩)、立岩、角田岬と絶景スポットが連続。
駐車場は獅子ヶ鼻、七浦海岸、角田浜などにあります。

ちなみに枕状溶岩は、2000万年前の海底噴火で流れ出した溶岩が特殊な形で集まって固まったもの。
間瀬集落北端の崖や弁天岩、立岩などがその露出で新潟県の天然記念物に指定されています。

新潟県内の国道8号、国道113号、国道345号、国道7号などと合わせて日本海の夕日の名所として「日本海夕日ライン」とも呼ばれています。

越後七浦シーサイドライン
名称越後七浦シーサイドライン/えちごななうらしーさいどらいん
所在地新潟県新潟市西蒲区角田浜・長岡市寺泊野積など
関連HP新潟県観光協会公式ホームページ
ドライブで北陸自動車道巻潟東ICから約17.7kmで角田浜
駐車場角田浜駐車場・獅子ヶ鼻駐車場・七浦海岸駐車場など
問い合わせ新潟市西蒲区産業観光課 TEL:0256-72-8454/FAX:0256-72-6022
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

角田浜交差点(ラウンドアバウト)

新潟県新潟市西蒲区、国道402号(越後七浦シーサイドライン)と新潟県道46号(新潟中央環状線)の交差点が、角田浜交差点。平成28年3月31日に新潟市内初のラウンドアバウト(環状交差点)に改良された交差点で、平成30年度には路面カラー化なども

間瀬こめぐりシーサイドパーク・こめぐりの郷公園

新潟県新潟市西蒲区間瀬、国道402号・越後七浦シーサイドライン途中、間瀬保育園の西側にある臨海公園が、こめぐりの郷公園。北側に隣接する間瀬こめぐりシーサイドパークとともに夕日観賞・撮影に人気のスポットになっています。丘の上からは佐渡、弥彦山

カーブドッチ

新潟県新潟市西蒲区角田浜にある、ワイナリー、宿泊施設(オーベルジュ)、レストラン、カフェ、マルシェ、ワイン&ブックラウンジなどの備わったワイナリーリゾートが、カーブドッチ。新潟の風土を表したワインは、「アルバリーニョ」、「どうぶつシリーズ」

判官舟かくし

新潟県新潟市西蒲区角田浜、角田岬灯台近くにある断崖絶壁に囲まれた小さな入江が、判官舟かくし。文治3年(1187年)、源義経が、兄・源頼朝に追われて奥州・平泉に逃れる際、追手を避けて舟とともに身をかくした洞穴と伝えられています。日本海側各地に

間瀬田ノ浦海水浴場

越後七浦シーサイドラインの途中、弥彦山系の山が海に落ちる海岸線にあり、砂浜と岩場の磯遊びの両方が楽しめる海岸。浜茶屋はないが、旅館丸一、民宿喜左エ門、海華亭かわいがあり間瀬田ノ浦温泉が湧いている。海水浴シーズンの7月中旬の土曜〜8月下旬の日

間瀬下山海水浴場

越後七浦シーサイドライン途中、弥彦山北麓の間瀬漁港(まぜぎょこう)の北側に広がる遠浅の砂浜が間瀬下山海水浴場。シーズンには浜茶屋3軒も営業し、宿泊も可能です。漁港を隔てた南側には夕日の名所として名高い「こめぐりの郷公園」も、さらに海岸の内陸

角田浜海水浴場

新潟市最大の海水浴場が角田浜海水浴場。南側に角田岬灯台が建つ風光明媚な地で、波が静かで遠浅というロケーションが人気を集めています。本土側で佐渡島に最も近い場所で、佐渡に沈む美しい夕日が望める絶景ポイントとしても知られています。地形的にはここ

角田岬灯台

日本海に臨む標高482mの角田山から派生する尾根の末端、角田岬に建つ白亜の灯台が角田岬灯台。灯高は12.57m。海面から塔火部分までは49.69mもあります。角田浜駐車場から人道トンネルを抜け崖伝いに階段を登ると灯台に到達。角田浜の南に建つ

 

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