新潟県長岡市を流れる信濃川に架かる国道351号(重複国道として国道403号、国道404号)のトラス橋が長生橋(ちょうせいばし)。昭和12年完成の3代目のとなる橋で、現存する日本唯一の多連・上曲弦方式のトラス橋ということから土木学会選奨土木遺産にも認定されています。
「長生橋を愛する会」が組織され、会費でライトアップを実施
大正時代までの橋は木橋だったため、洪水で流出。
初の永久橋として架橋されたのが、現在の長生橋で、トラスの躯体は日立造船が製作を担当。
昭和12年10月12日の完成当時は、東北地方・北陸地方ではもっとも長大な道路橋で、全長は850.8mあります。
昭和20年8月1日の長岡空襲時には、焼夷弾の直撃を受け、痕は残るものの、損傷は少なく、戦災復興祈願の『長岡まつり大花火大会』の会場へとつながっています。
昭和47年9月、下流側に自歩道橋が増設されていますが、躯体を担当したのは日立造船エンジニアリングです。
『長岡まつり大花火大会』では、長生橋と大手大橋からナイアガラ花火が落とされるなど、長岡市のシンボル的な橋梁。
令和4年6月〜12月には車両通行止めにして長寿命化に向けた部材補修工事が行なわれています。
「長生橋を愛する会」が組織され、会員の会費で4月中旬~12月8日の間、ライトアップを実施。
長生橋 | |
名称 | 長生橋/ちょうせいばし |
所在地 | 新潟県長岡市岡村町〜大島町 |
関連HP | 長岡観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR長岡駅から徒歩20分 |
ドライブで | 関越自動車道長岡ICから約4km |
駐車場 | なし/周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 長岡観光コンベンション協会 TEL:0258-32-1187/FAX:0258-31-1777 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag