長崎県佐世保市三浦町にある歴史ある教会堂がカトリック三浦町教会。佐世保駅前にある教会で佐世保大空襲から奇跡的に残った聖堂は佐世保のシンボル的存在。聖心天主堂とも呼ばれ、明治32年に市内の谷郷町に建てられた佐世保教会が昭和5年に現在地に移転したもの。
美しいゴシック建築の教会堂は佐世保のシンボル
明治22年、佐世保鎮守府が設置され、軍港として発展した佐世保。
発展とともに、キリスト教徒も増加し、明治32年に佐世保教会を創建。
さらなる軍都の発展で、3代目主任司祭・脇田浅五郎の尽力により移転先の三浦町に昭和6年10月1日に新たな教会堂として建てられたのが、現在のカトリック三浦町教会です。
美しいゴシック建築ですが、設計者、施工者ともに不明。
3つの尖塔が天を貫くかのように立つ外観が印象的で、第6回佐世保市景観デザイン賞(平成16年)にも選定されています。
第2次大戦中は異教として軍部の迫害を受け、建物が空襲の目標になるとしてコールタールで黒く塗られたことも。
国道35号の拡幅に伴い、教会堂へのアプローチが急な階段になっています。
現役の教会なので、見学に際しては「教会見学時マナー」を守って見学を。
国道を挟んで「アルカスSASEBO」(多目的ホール)があり、クリスマスの『主の降誕前夜祭ミサ』、『主の降誕ミサ』はそちらで行なわれています。
●写真掲載については長崎大司教区の許可をいただいています。
取材・画像協力/長崎県観光連盟
カトリック三浦町教会 | |
名称 | カトリック三浦町教会/かとりっくみうらちょうきょうかい |
所在地 | 長崎県佐世保市三浦町4-25 |
関連HP | カトリック三浦町教会 |
電車・バスで | JR佐世保駅から徒歩3分 |
ドライブで | 西九州自動車道佐世保みなとICから約1km |
駐車場 | 5台/無料、ミサ、冠婚葬祭時は一般観光客使用不可 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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