平成元年から行なわれる国営諫早湾干拓事業で、諫早湾と諫早湾干拓調整池を隔てる潮受堤防が完成し、諫早湾干拓調整池と諫早湾が分断され、諫早湾干拓調整池側、長崎県諫早市に誕生したのが諫早湾中央干拓地。前面堤防、北部堤防、南部堤防に囲まれた干拓地で、大規模な営農が行なわれています。
内部堤防にはクリムソンクローバーを植栽
大規模な区画の農地の造成により、大型機械による効率的な農業が可能、安定した農業用水の供給にで、作物の収穫量の安定化が見込めることを目的に造成された中央干拓地(706ha)。
諫早湾中央干拓地では、平成20年から、キャベツやタマネギ、ハウス栽培のミニトマトなど野菜を中心に環境保全型農業による大規模な営農が行なわれています(ただし10年間で4分の1が撤退)。
諫早湾中央干拓地内部堤防にはクリムソンクローバー(ストロベリーキャンドル)が植栽され、例年4月下旬~5月上旬頃に見頃を迎えます。
トイレの備わった前面堤防中央部公園(中央広場)を目的地にドライブすればOKです(中央干拓地を東西に横断する東西幹線道路の突き当りです)。
堤防沿いには、全長7.8kmの遊歩道も整備され、途中には展望施設も用意されています(TOPの画像)。
諫早湾中央干拓地 | |
名称 | 諫早湾中央干拓地/いさはやわんちゅうおうかんたくち |
所在地 | 長崎県諫早市中央干拓 |
関連HP | 諫早市公式ホームページ |
ドライブで | 長崎自動車道諫早ICから約16km |
駐車場 | 前面堤防中央部公園駐車場 |
問い合わせ | 諫早市商工観光課 TEL:0957-22-1500/FAX:0957-22-2462 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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