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備前焼伝統産業会館

備前焼伝統産業会館

岡山県備前市伊部、JR赤穂線伊部駅(いんべえき)の駅舎を含んだ建物が備前焼伝統産業会館。1階が東備広域観光情報センター(飲食店、みやげ店も入居)、2階では、岡山県備前焼陶友会に属する会員約200人の作品約1000点を一堂に集め、展示販売を行なっています。

日本六古窯に数えられる備前焼を知る、買う

2階には無料で入場できるギャラリーもあり、1週間ごとに陶友会会員が順番に個展を開催。
気に入った作品が見つかれば窯元を紹介してくれるし、窯元の指導による土ひねり教室なども開かれています。

瀬戸焼、常滑焼(とこなめやき)、信楽焼(しがらきやき)、越前焼、丹波焼と並び、日本六古窯に数えられる備前焼。
備前焼は、良質の陶土(伊部周辺の地下にある粘土層「ひよせ」)を使って一点づつ成形し、乾燥させたのち、絵付けもせず釉薬も使わずそのまま焼いた焼き物で、土味がよく表れていることが特徴です。

少し離れて備前焼伝統産業会館をよく見ると建物全体が登り窯の形に。
備前焼を知りたい人はまず立ち寄ってみるといい場所です。

備前焼伝統産業会館
名称 備前焼伝統産業会館/びぜんやきでんとうさんぎょうかいかん
所在地 岡山県備前市伊部1657-2
関連HP 備前焼陶友会公式公式ホームページ
電車・バスで JR伊部駅からすぐ
ドライブで 岡山ブルーライン備前ICから約8km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 備前焼伝統産業会館/TEL:0869-64-1001
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

天津神社

岡山県備前市伊部(いんべ)、備前焼とその歴史を共有する由緒ある神社が天津神社(あまつじんじゃ)。本殿は延宝6年(1678年)に建てられた優美な建物で、好彦名命(すくなひこなのみこと)と、菅原氏の荘園であったことから菅原道真を祀っています。備

備前北大窯跡

岡山県備前市伊部(いんべ)、天津神社の境内にある室町時代から江戸時代にかけての備前焼の窯跡が備前北大窯跡(びぜんきたおおがまあと)。室町時代末期に北、南、西という3ヶ所の大規模の共同窯に集約されていますが、そのうちのひとつが備前北大窯です。

備前市立備前焼ミュージアム

岡山県備前市伊部(いんべ)、JR伊部駅に近い備前焼の美術館が備前市立備前焼ミュージアム。古墳時代の須恵器の製法から変化し、奈良、平安時代に熊山山麓で生活雑器の生産を始めたのが備前焼のルーツで、日本六古窯のひとつ。館内では備前焼の歴史を伝える

日本六古窯とは!?

施釉陶器(せゆうとうき)の瀬戸焼(愛知県瀬戸市)と釉薬をかけず高温で焼成した焼締陶器(やきしめとうき)の常滑焼(とこなめやき/愛知県常滑市)、越前焼(福井県越前町)、信楽焼(しがらきやき/滋賀県甲賀市)、丹波焼(たんばやき/兵庫県丹波篠山市

 

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