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武家屋敷・旧折井家

武家屋敷・旧折井家

岡山県高梁市にある岡山県指定の町並み保存地区「石火矢町ふるさと村」の一角にある江戸時代後期の天保年間(1830年~1843年)に建てられた中級武士の武家屋敷が旧折井家。160石の馬回り役(大名を護衛する側近)を勤めた武士が住んでいた屋敷で、書院造りの主屋と長屋門、中庭の池や庭石、踏み石などが往時のままに現存しています。

160石の馬廻り役を勤めた中級武士の家

臥牛山南麓に広がる備中松山城の城下町のうち、石火矢町は武家屋敷街。
江戸時代には上ノ中丁と呼ばれた石火矢町は、備中松山藩初代藩主・池田長幸の時代の城下町拡張に伴って家臣の屋敷地として整備されたのが始まり。
武家屋敷が250mに渡って建ち並んでいます。

旧折井家は、石高160石の馬廻り役(大名の日常の警護役)を務めた中級武士の屋敷。
玄関や奥座敷は畳部屋ですが、これは来客用の空間で、普段の生活は板の間に筵(むしろ)を敷いて生活していました。
当時、中級武士の石高では畳は高価なもので手が出なかったのです。
玄関の式台の高さが位を反映している点にも注目を。
庭に面して資料館があります。

駐車場、入館料ともすぐ近くの武家屋敷・旧埴原家と共通です。

武家屋敷・旧折井家
名称 武家屋敷・旧折井家/ぶけやしき・きゅうおりいけ
所在地 岡山県高梁市石火矢町23-2
関連HP 高梁市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR備中高梁駅から徒歩20分
ドライブで 岡山自動車道賀陽ICから約9km
駐車場 武家屋敷館駐車場(7台/無料)・高梁市観光駐車場(15台/有料)
問い合わせ 武家屋敷・旧折井家 TEL:0866-22-1480
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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