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北木の桂林(今岡丁場跡)

北木の桂林(今岡丁場跡)

岡山県笠岡市北木島町、日本遺産「笠岡諸島」の構成資産で、「石の島」として名高い北木島。今岡石材の採石場跡に雨水が溜まって丁場湖となり(丁場=石切り場)、中国の桂林に似た特異の景観を示すのが、北木の桂林(今岡丁場跡)。立入禁止区域外からマナーを守って見学を(湖面には近寄らないように注意を)。

丁場湖の深さはなんと40mもある!

現在、丁場湖になっている場所は、実際には北木石(黒雲母花崗岩)の切り出しのため水面下40mぐらい掘り込まれ、墓石の材料などに使われる白っぽい良質の花崗岩が産出されていました。

最盛期の昭和32年には北木島で稼働する採石場はなんと127ヶ所もありましたが、現在は石切りの渓谷展望台(鶴田丁場)の鶴田石材店など2社のみとなっています。

北木の桂林(今岡丁場跡)には危険防止のために入口には立入禁止の看板とロープが張ってありますが、安全に留意すれば見学することが可能とのこと。

画像協力/岡山県観光連盟

北木の桂林(今岡丁場跡)
名称 北木の桂林(今岡丁場跡)/きたぎのけいりん(いまおかちょうばあと)
所在地 岡山県笠岡市北木島町8783
電車・バスで 北木島豊浦港から徒歩10分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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