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内金城嶽

内金城嶽

沖縄県那覇市、かつて首里城の城下町だった金城町にあるのが内金城嶽(うちかなぐすくたき)。「金城町の大アカギ」と呼ばれる巨木の茂る森の一角、神々を祀った御嶽(うたき)が内金城嶽です。御嶽は、守護神が祀られる場所や聖地を意味し、内金城嶽は、旧内金城村の拝殿(ふぇーでいん)の役割を担ったもの。

旧内金城村の拝殿で12世紀頃に造られた御嶽

12世紀頃に造られたという古い御嶽で、石囲いの中には神聖とされる大木(アカギ)が茂り、その下に3個の石が立てられている沖縄独特のスタイル。
大嶽と小嶽という2つの石囲いが配されています。

沖縄の年中行事のひとつで、旧暦12月8日に行なわれている「鬼餅」(ムーチー)の由来となったという鬼餅伝説が、琉球王国の正史『球陽』に記されています。
村人は、12月の初庚(はつかのえ)と次の庚の日に、健康長寿の祈願で鬼餅を作って供えていました。

内金城嶽
名称 内金城嶽/うちかなぐすくたき
所在地 沖縄県那覇市首里金城町
関連HP 那覇市公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール首里駅から徒歩10分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2kmで首里杜館駐車場
駐車場 首里杜館地下駐車場(50台~116台/有料)を利用
問い合わせ 那覇市文化財課 TEL:098-917-3501
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

金城大樋川

沖縄県那覇市、石畳の古道「金城町の石畳道」の途中にある湧水が金城大樋川(かなぐすくうひーじゃー)。樋川(ヒージャー)とは、沖縄の伝統的な共同井戸のうち、離れた水源から湧き出した水を水路で井戸に導き、樋より水が流れ出る形式のもの。石畳道はかつ

金城町の石畳道

沖縄県那覇市、首里城下にある金城町(きんじょうちょう)は、琉球王朝時代には、士族たちが住む城下町だった場所。尚真王(しょうしんおう/在位1477年〜1527年)の時代に、首里王府が首里城から南部の国場川の真玉橋に至る主要道路として、総延長4

内金城嶽の大アカギ(首里金城の大アカギ)

沖縄県那覇市の「金城町の石畳道」の中間付近から、脇道に入ると旧内金村の拝所(ウガンジュ)、内金城嶽(うちかなぐすくたき)があり、敷地内には樹齢200年~300年の5本の大アカギの木が茂っています。この森が、内金城嶽の大アカギ。アカギは神聖な

上ヌ東門ガー

沖縄県那覇市、首里城の城下町、金城町の共同井戸のひとつが上ヌ東門ガー(いーぬあがりじょうがー)。沖縄では自然の湧泉を利用した共同井戸をガー(またはカー)と呼びますが、上ヌ東門ガーの構造は、斜面をL字型に削りの井戸口(水溜め)になるよう半円形

 

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