内金城嶽の大アカギ(首里金城の大アカギ)

内金城嶽の大アカギ(首里金城の大アカギ)

沖縄県那覇市の「金城町の石畳道」の中間付近から、脇道に入ると旧内金村の拝所(ウガンジュ)、内金城嶽(うちかなぐすくたき)があり、敷地内には樹齢200年~300年の5本の大アカギの木が茂っています。この森が、内金城嶽の大アカギ。アカギは神聖な木で、石囲いの内部にあるアカギの根元には3個の石が立てられています。

神聖なアカギの巨木が生い茂る

第二次世界大戦以前は首里城内・城外にはアカギの大木が生育していましたが、沖縄戦でほとんどが焼失。
「首里金城の大アカギ」とも呼ばれる貴重な巨木群は、国の天然記念物にも指定されています。

かつては6本のアカギの大木がありましたが、平成24年9月の台風17号で1本の巨木が倒れ、残りの5本も倒木の危険があることから周辺は立入禁止になっています。

内金城嶽の大アカギ(首里金城の大アカギ)
名称 内金城嶽の大アカギ(首里金城の大アカギ)/うちかなぐすくたきのおおあかぎ(しゅりきんんじょうのおおあかぎ)
所在地 沖縄県那覇市金城町
関連HP 那覇市公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール首里駅から徒歩10分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2kmで首里杜館駐車場
駐車場 首里杜館地下駐車場(50台~116台/有料)を利用
問い合わせ 那覇市文化財課 TEL:098-917-3501
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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