沖縄県糸満市、平和祈念公園の西に広がる海岸が、大度浜海岸。干潮時には巨大なサンゴ礁が現れ、ダイビングスポットとしても人気。幕末~明治初期に通訳や欧米文化の指導者として活躍したジョン万次郎ゆかり地として知られ、ジョン万ビーチとも称されています。
ジョン万次郎が日本に帰国した際、上陸した海岸がここ!
ジョン万次郎(中浜万次郎・中濱萬次郎)は、天保12年1月5日(1841年1月27日)、14歳の時、炊事・雑用係として漁船に乗り込み、足摺岬沖で漂流、鳥島でアメリカの捕鯨船に助けられ、10年後の嘉永4年(1851年)に琉球に上陸、日本に戻っています。
John Mung(ジョン・マン)の名で親しまれ、測量や航海術などを学びながら捕鯨船員としての暮らしを続けた後、鎖国中の日本に帰国、その時上陸したのが大度浜海岸といわれています。
ビーチというよりは岩磯で、干潮時は泳ぐことが難しく、イノー(礁地)観察に絶好。
シュノーケリングやダイビングにも利用されています。
大度浜海岸(ジョン万ビーチ)は、ウミガメの産卵地としても有名で(産卵期は3月~8月)、夏休みには観察員の指示のもと見学することも可能。
大度浜海岸(ジョン万ビーチ) | |
名称 | 大度浜海岸(ジョン万ビーチ)/おおどはまかいがん(じょんまんびーち) |
所在地 | 沖縄県糸満市大度 |
関連HP | 糸満市公式ホームページ |
ドライブで | 那覇空港から約17km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 糸満市観光・スポーツ振興課 TEL:098-840-8135/FAX:098-840-8155 |
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