沖縄県八重山郡竹富町、波照間島の中央部の高台に建つのが、波照間島灯台。昭和34年5月5日、琉球政府(本土復帰前のアメリカ占領下)により初点灯。有人の地で観光的に到達できる日本最南端の灯台で、海岸ではなく島の中央、畑の中に建てられたユニークな灯台です。
到達可能な、日本最南端の灯台は、波照間島の最高所に
平成19年3月16日に小笠原諸島の沖ノ鳥島灯台(北緯20度25分26秒・東経136度04分33秒)が初点灯し、日本最南端の灯台という地位を譲っていますが、有人島としては今も最南の灯台(最北は北海道稚内市の宗谷岬灯台で、緯45度31分17秒・東経141度56分11秒)。
塔高16mで、標高56mの場所に建つので灯火部分は海面上70mに位置し、12.5海里(23.2km)沖まで照らすことができます。
灯台横に標高59.7mの三角点があり、ここが島の最高点。
最南端の高那崎など、島の海岸部に建てるのではなく、最高所にあるのは、四方を照らせるという利点から。
ちなみに波照間島には、国道、県道はなく、しかも島内には信号機もありません。
高那崎近くに日本最南端の碑が建つほか、波照間郵便局が最南端の郵便局です。
波照間島灯台 | |
名称 | 波照間島灯台/はてるまじまとうだい |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町波照間 |
電車・バスで | 波照間空港、波照間港かから徒歩30分 |
ドライブで | 波照間空港、波照間港から約2.5km |
問い合わせ | 竹富町観光協会 TEL:0980-82-5445/FAX:0980-82-5472 |
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