愛染堂勝鬘院

愛染堂勝鬘院

推古天皇元年(593年)、聖徳太子が建立した、敬田院、施薬院、療病院、悲田院のうち、薬草を植えた施薬院が創始という古刹が大阪市天王寺区にある愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)。聖徳太子が勝鬘経(しょうまんきょう)という経を人々に講じたため勝鬘院と呼ばれるようになったもの。

多宝塔は、大阪市内唯一、桃山時代の建築物

愛染堂勝鬘院

金堂に愛染明王(あいぜんみょうおう)が奉安されているので、愛染明王信仰の普及とともに寺全体が愛染堂と通称されるように。
金堂に祀られる愛染明王は、良縁成就、夫婦和合にご利益があり、境内にある「愛染めの霊水」は飲むと愛が叶うとされています。
縁結びの霊木として信仰を集める愛染かつらも有名。

境内の多宝塔は、天正4年(1576年)に織田信長に焼き払われた後、慶長2年(1597年)に豊臣秀吉の命によって建立されたもので、国の重要文化財。
現存する大阪市最古の建築物になっています。
2代将軍・徳川秀忠再建の金堂は大阪府指定の文化財。

『愛染まつり』(6月30日~7月2日)は、『天神祭』、『住吉祭』とともに「大阪三大夏祭り」のひとつ。
本尊である愛染明王の大縁日(7月1日)で、聖徳太子が開いた日本最古の夏祭りともいわれています。
『愛染まつり』期間中のみ、秘仏本尊(愛染明王・大日大勝金剛尊)のご開帳、初日に四天王寺による法要『夏越の大祓え大法要』(神仏習合の名残り)があります。

川口松太郎原作の『愛染かつら』は境内の愛染かつらがヒントになっているのだとか。
昭和13年、田中絹代と上原謙の主演で松竹(野村浩将監督)、昭和29年に京マチ子と鶴田浩二主演で大映(木村恵吾監督)が、さらに昭和37年、岡田茉莉子と吉田輝男のコンビで松竹(中村登監督)が映画化しています。

名称 愛染堂勝鬘院/あいぜんどうしょうまんいん
所在地 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町5-36
関連HP 愛染堂勝鬘院公式ホームページ
電車・バスで 地下鉄谷町線四天王寺前夕陽が丘駅から徒歩2分、JR天王寺駅から徒歩15分
ドライブで 阪神高速1号環状線夕陽丘出口からすぐ約1km
駐車場 8台/無料
問い合わせ TEL:06-6779-5800
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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