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奈多海岸

奈多海岸

大分県杵築市、伊予灘沿いに南北2kmにわたって続く美しい砂浜の海岸が、奈多海岸(なだかいがん)。クロマツの老木が並び、日本の白砂青松100選にも選定されるほか、快水浴場百選にも選定。奈多海岸から奈多狩宿海岸、臼石鼻へと2km以上にわたって続く浜辺と松林は、大分県を代表する美しい海岸線です。

宗像三女神降臨の市杵島には鳥居が建つ

奈多海岸の初日の出

海岸線のほぼ中央には、神亀6年(729年)、宇佐神宮大宮司・宇佐公基が創建と伝えられる八幡奈多宮(奈多宮/宇佐八幡宮と深い関わりの社)が鎮座しますが、宇佐八幡宮の二之御殿(3つ並んだ拝殿の中央)に祀られる比売大神(ひめのおおかみ)こと宗像三女神(むなかたさんじょしん)は、奈多海岸に上陸、示現したという伝承もあります。
八幡奈多宮が海に向かって建ち、鳥居は海に面し、参道が海の上というのもそうした由緒に由来するのだと推測できます。

沖合300mには市杵島(いちきしま)と呼ばれる岩礁もありますが、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は、宗像三女神の一柱で水の神なので、聖なる島ということに。
八幡奈多宮の元宮という位置づけから(岩礁の上に鳥居が建っています)、宗像三女神降臨の地(宇佐嶋)であることがわかります。

初日の出のスポットとしても有名で、元旦は、7:17前後に日が昇ります。

ちなみに環境省の快水浴場百選には、奈多・狩宿海水浴場(なだ・かりしゅくかいすいよくじょう)として登録され、例年7月第2金曜〜8月第3日曜まで開場。

宗像三女神降臨の地、市杵島の鳥居
奈多海岸
名称 奈多海岸/なだかいがん
所在地 大分県杵築市奈多
関連HP 杵築市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR杵築駅から国東観光バス、または大分交通バス杵築バスターミナル行きで10分
ドライブで 大分空港道路杵築ICから約12km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 杵築市観光協会 TEL:0978-63-0100
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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