旅先でご注意! 信号機のない交差点で、一時停止をしない都道府県はどこ!?|2024年調査

JAFは、2016年以降、『信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査』を実施しています。一時停止する車の全国平均は2016年に7.6%しかなかったのに対し、2024年は53.0%と大幅に改善されています。そんななかでワーストの県は、富山県の31.6%になっています。

ワースト1位は富山県、2位北海道、3位福井県

JAFが2016年6月に実施した『交通マナーに関するアンケート調査』で、「信号機のない横断歩道で歩行者がわたろうとしているのに一時停止しない車が多い」と思う人がなんと86.2%(「とても思う」43.7%、「やや思う」42.5%)。
この実態を把握しようとJAFは「信号機のない横断歩道」に着目、2016年から『信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査』をスタートさせています。

調査方法は各都道府県2ヶ所ずつ(全国合計94ヶ所)の信号機が設置されていない横断歩道を選定。
センターラインのある片側1車線道路で、原則として、調査場所の前後5m以内に十字路および丁字路交差点がない場所を選び、2024年8月7日~8月28日のうちの平日10:99~16:00に調査を実施しています。

横断歩行者はJAF職員(横断歩道の立ち位置や横断しようとするタイミングを統一)で、調査回数は1ヶ所50回の横断(合計100回の横断)で、雨天時以外に実施。

ワースト1位は富山県で31.6%、2位・北海道34.1%、3位・福井県34.7%、4位・茨城県35.2%、5位・和歌山県36.2%、東京都38.7%、6位・鹿児島県39.6%、7位・佐賀県40.0%、8位・大阪府40.4%、9位・沖縄県41.0%、10位・大分県41.5%、11位・香川県41.9%、12位・高知県42.2%、13位・山口県42.9%、14位・徳島県44.4%、15位・京都府45.3%、16位・千葉県46.8%、17位・新潟県49.0%、18位・埼玉県50.8%、19位・群馬県51.8%までが平均以下の都道府県です。

富山県、福井県がワースト1位と3位ですが、間の石川県は80.9%で交通ルールを守る県で、隣接県でも大きな違いとなっています。
逆に一旦停止率トップは長野県で87.0%で来年は9割超えも期待できます。

旅先でご注意! 信号機のない交差点で、一時停止をしない都道府県はどこ!?|2024年調査
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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